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Arturia Tape MELLO-FI

     

みなさんこんにちは!

今回は、ArturiaTape MELLO-FIをご紹介します。

      

Tape MELLO-FI Overview

           

Tape MELLO-FIは、ローファイなテープサウンド効果を加えることができるプラグインです。

どのようなサウンドなのか音を聴いてみましょう。

        

Guitar Dry

            

Guitar Wet (Tape MELLO-FI)

           

Tape MELLO-FI設定

            

ギターとの相性は抜群です。サーチュレーションがかかり、ピッチが少し不安定に。アナログ機材特有のノイズを付加させ、ビンテージなニュアンスを持たせることができます。

他にもボーカルやキーボード、シンセやドラムなど、どの音源にも使うことができます。積極的に音作りもできて、楽しく使えるプラグインです。

      

それでは、各パラメータの詳細を見ていきましょう。

Tape MELLO-FIは4つのセクションに分かれています。

             

PREAMP

           

             

・DRIVE

サーチュレーションを加えることができます。DRIVEノブ下のボタンを点灯させると、より過激に歪ませることができます。

・TONE

TONEはEQのようなツマミで、左に回していくとハイカットされていくような効果を得ることができます。単純にハイカットするだけではなく、他の帯域もカット/ブーストされたり、Tape MELLO-FIのTONE特有の帯域変化をします。TONEノブ下のボタンを点灯させるとオンになります。

・NOISE

ヒスノイズを付加することができます。アナログテープはこのヒスノイズを避けることができません。本来はこのヒスノイズは少ない方がいいとされていますが、あえて付加させることで、ビンテージのニュアンスを取り入れることができます。

          

TAPE

         

            

・FLUTTER

高周期のピッチ変化を調整することができます。

・WOW

低周期のピッチ変化を調整することができます。

・WEAR

テープなどの再生システムでは、テープと再生ヘッドが接触して摩擦が生じ、ノイズが発生します。そのノイズを付加することができ、ビンテージでノスタルジックな雰囲気を作ることができます。

・MECHANICS

テープが動く際の電気モーターの音(ノイズ)を加えることができます。

          

TAPE STOP

            

            

テープストップの効果を得ることができます。

「BAR」でテープストップする時間を変更できます (1/4〜8小節)。「1BAR」の場合、1小節かけて音が止まります。このテープストップは、オートメーションでコントロールすることができるので、楽曲中にも取り入れることが可能です。

              

OUTPUT

          

       

・Bypass

Tape MELLO-FIのオン/オフスイッチです。プラグイン内にバイパススイッチがあると便利です。

・Output

最終のボリュームをコントロールします。

・Filter

ノブの12時から左へ回すとローパスフィルター(ハイカット)、右へ回すとハイパスフィルター(ローカット)として動作します。

        

          

ギタートラックに直接インサートで、「ディレイ→リバーブ→Tape MELLO-FI」の順番で、空間系ごとTapeの歪みや揺れを加えることより、ノスタルジックなサウンドを作ることができます。

             

Delay → Reverb → Tape MELLO-FI (Tape MELLO-FIの設定は最初の音源と同設定)

         

楽しく音作り/雰囲気作りをすることができるプラグインですので、是非試してみてください。

       

            

RYOTA

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