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音楽制作はPC1つで本当に十分な話【始めるハードルを下げよう】

こんにちは、銀平です!
 
先日、DJスクールのレッスン中(DJレッスンも担当しております)に生徒の方からこういったことを言われました。
 
「パソコンで音楽を作るってすごいですね。調べてみたら専門用語ばかりで私には何が何だかさっぱりです。」
 
僕は、「いやいや、今は本当にソフトも進化して便利になって、すごく簡単にできるようになっているんですよ。」
 
とお返ししたのですが、その直後に反省をしました。
 
「こういった感想を持たれたのは、僕の教える側としての日々の伝え方にも問題の一因があるな。」と。
 
 
専門分野のスキルを持っていると、つい始めた当時の目線を忘れ、どう言ったことに疑問を持ち、難しさを感じるかという部分に焦点を当てることが下手になっている自分がいます。
 
といった経緯から、今回は音楽制作、とりわけパソコンを使って作曲をするということについて興味を持っている段階の方向けに、音楽制作で必要なものについてお話ししていきたいと思います。
 

1. パソコン
 

先にお伝えすると、音楽制作に必要なものは2つです。
そのうち1つ目が、パソコンです。
 
タイトルの通り、パソコンだけで音楽制作はできるわけですが皆さんが気になるのは「どんなパソコンか」ですよね。
 
まずは、WindowsかMacかということになりますが、これは結論どちらでもOKです。
 
また、性能面では3つの視点で考慮する必要があり、
 
ストレージ(容量)、メモリ(腕の数)、プロセッサ(脳みそ)といった感じです。
 
ここではこの3つの説明は置いといて、どれくらいのものがあると良いかのみざっくりとお伝えします。
 
今回はAppleのMacを例に、最低限欲しい能力値をお伝えすると、
 
ストレージ:256GB
メモリ:8GB
プロセッサ:複雑なので気にしなくてよい
 
こういった感じで、かなりざっくりしたというか正直適当な印象を持たれた方が多いかと思います。
 
僕がここで最も力を込めてお伝えしたいことは、音楽制作の入門には決して高い性能のパソコンが必要ではないということです。
 
もちろん、長い目で見て作曲を本格的に行なっていきたいという方にはこういったオススメの仕方は出来ず、やはり高性能のコンピュータとその知識をある程度お伝えしたいと考えておりますが。
しかし、「今はただシンプルにメロディを作ってみたり、ビートを作ってみたりってのがどんな感じなのか知りたいだけ」って方にとって、パソコンの性能やらを考えることは少々面倒なことかもしれません。
 
そういった方は、「とりあえず性能良いか悪いかわからないけど、Mac持ってるから自分も作曲できるのか」と思っていただけると嬉しいです!
 

2.DAWソフト
 

専門用語登場です。ソフトってだけでなんか本格的そうで億劫なのに知らないローマ字まで出てきました。
 
でもこれは意味はめちゃくちゃ簡単で、「音楽を作れるアプリ」です。
 
お持ちのパソコンにDAWソフトを買って取り込めば、音楽制作がスタートできます。
 
音楽制作ソフトはたくさんあり、無料、数千円から数万円のものまで幅が広いです。
 
ここで僕がオススメしたいDAWソフトは、これまたAppleユーザーを想定してではありますが、Logic Pro Xです。
 
理由は僕も使っているからです。というのは嘘で、様々な点で初心者の方にとって手出ししやすいキャラクターを持っているからです。
 
まず値段ですが、24,000円です。「いやいや普通に高いわ。」と思われるかもしれませんが、確かに高いですね。
 
しかしながら、DAWソフトの中では中間より少し安い金額ではあります。
 
ではなぜ「興味がある」、「入門」という段階で、無料や安価なものではなくこのLogic Proをエントリーモデルにオススメするのかについてですが、理由は3点あります。
 
①アプリ内で使える無料の楽器や音の素材(ビートなど)のクオリティと幅がとても広く、遊べる要素が多い
 
②App Storeで購入可能なため、導入が簡単
 
③後に本格的に音楽制作を行う場合でも引き続きこのアプリを使用できる
 
こういったことから、僕はお使いのMacにLogic Pro Xを取り入れるのが手軽かつオススメです。
 

まとめ
 

楽曲制作に興味をお持ちの方は、是非ハードルを感じず最低限のもので行えると思ってくださると嬉しいです。
 
パソコンとDAWソフトさえ手に入れることができれば、本当に音楽制作は可能です。
 
 
GINPEI

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