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UA Verve Analog Machines

  

みなさんこんにちは!

今回は、Universal AudioからリリースされたプラグインVerve Analog Machinesをご紹介いたします。

  

Verve Analog Machinesは、名前の通りアナログバイブがあるサウンドにすることができるトーンシェイパープラグインで、Apolloなどのオーディオインターフェイス(DSP)は必要なく、ネイティブ環境で使用することができます。

シンプルでかわいらしいオシャレなGUIで、エンジニアでなくても、感覚的に操作することができます。

Verve Analog Machinesには、「Essentials」「Full」の2種類のパッケージが用意されており、

・Essentials ($99) – 4種類

・Full ($199) – 10種類

と使用できるマシンの数の違いと操作できるパラメータの違いがあります。

今回は、「Essentials」に含まれているマシン「Sweeten」「Warm」「Thicken」「Vintagize」をみていきます。

   

Sweeten

  

オーバードライブプラグインで、アナログ感ある温かみのあるサウンドを加えます。

ボーカルやギターからミックス全体、オールマイティに使え、使い勝手の良いSweetenです。

4つの中で最も自然なかかり方をします。

Vocal Dry

Sweeten Vocal Wet (Drive : 28%)

    

Warm

   

Sweetenよりアナログ感があり、少し古いようなニュアンスを与えてくれるテープ系のプラグインです。

歪んでる感が強くなりつつ、高域がロールオフしているようなかかり方をしています。

Warm Vocal Wet (Drive : 28%)

  

Thicken

  

Lo-Fiサウンドを謳っており、Warmよりさらに歪みやすく、ハイカットしていくようなかかりで、高域があまり出ていないLo-Fi感を演出することができます。

Thicken Vocal Wet (Drive : 28%)

  

Vintagize

   

名前にあるような4つの中で最もビンテージ感・オールドサウンド感を演出できるテープマシンです。

歪みも強く、ピッチが揺れるような挙動をし、まさにビンテージテープサウンドです。

Vintagize Vocal Wet (Drive : 28%)

  

ピッチの揺れがわかりやすいギターで試しています。

Driveを上げず”0%”でもピッチが揺れて、このマシンの効果を得られます。

Guitar Dry

Vintagize Guitar Wet (Drive : 0%)

  

    

GUIがシンプルで、プリセットも用意されており、直感的に操作でき、好きな音を探れるプラグインです。

全マシン、名前にあるようにアナログサウンドをテーマに、それぞれ違うかかり方をするので、あまり名前のイメージとらわれずに、切り替えながらしっくりきたマシンを選ぶと良いです。

Vintagizeがわかりやすいように、「Drive “0%”」でそのマシンのかかり具合を試して、Driveのパーセンテージを上げていくと、判断しやすそうです。

1番活躍の場面が多そうなのは、さりげなくかかってくれるSweetenかもしれませんね。

他のマシンは飛び道具的な立ち位置になりそうです。

   

   

RYOTA

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