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UADプラグイン単品販売解禁

みなさんこんにちは!

今回は、Universal Audio「UAD Spark」のプラグイン(UADプラグイン)が、単品で購入できるようになったことをご紹介いたします。

     

UADプラグインとは

Universal Audioは、オーディオインターフェイスやマイク、コンプレッサーなどのアナログハードウェア、UADプラグインなどを販売している会社です。

その中のUADプラグインは、Universal Audioのオーディオインターフェイス(Apolloシリーズ)かアクセラレーター(Sattelite)を持っていないと使用できないという仕様でした。

DSPというパソコンでいうCPUのような物が内蔵されており、それをキー(鍵)としてプラグインを使用できます。

パソコンのCPUの代わりにDSPを使用してプラグインを動かすことで、CPUへの負荷をなくすことができます。

UAD Sparkとは

他社のプラグインより少し敷居の高いUADプラグインでしたが、昨年(2022年)から、オーディオインターフェイスなどがなくてもUADプラグインを使用できるUAD Sparkというサブスクリプションサービスがスタートしました。

この背景には、パソコン性能の向上で、内蔵CPUでも十分に多くのプラグインを使用できるようになったこともあげられます。

(UAD Sparkについて紹介している前ブログ)

「UAD Spark」は、サブスクのみのサービスだったのですが、今回ついに単品購入ができるようになりました。

「UADプラグインを使いたいけどオーディオインターフェイスから揃えないといけない」、

「UAD Sparkでずっと支払いをしないといけいない」、

と思っていた方には念願の解禁だと思います。

しかし、「UAD Spark」には以下のネガティブな点もあります。

・プラグインの数が少ない

「UAD Spark」で使用できるプラグインは、DSP環境で使用できるプラグインの一部で、使用したいプラグインが「UAD Spark」の中にあるか確認する必要があります。

今後、追加されていくことが期待されます。

・高価

他のプラグイン会社にはなかなかないようなとても高額な販売価格(約¥20,000〜¥40,000)となっており、手が出しづらい金額設定です。

UADプラグインは、時間が経っても安くならない傾向にあるので、より安いセールのタイミングを狙いましょう。(Black Fridayが最安値になりがち)

・ライセンスの紐付けが頻繁に切れる

プラグインを開くとGUIがぼやけて使用できない状態になってしまうという声を多く見かけます。

その際は、Spark専用のアプリケーションから再度アクティベートをすると改善されることがほとんどですが、手間がかかってしまうため、改善されることを願います。

アクティベートを「iCloud」か「iLok」で行うのですが、「iCloud」だとネット状況に左右され、アクティベートが解除されている可能性があり、「iLok」でアクティベートを行なっておくと、比較的安定して使用できるようです。

「UAD Spark」は14日間のトライアルがありますので、これを試してみて、気に入ればサブスクリプションの継続、あるいは特定のプラグインを単品購入も良いでしょう。

RYOTA

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