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Reese Bassの作り方

       

みなさんこんにちは!

           

今回は、「Reese Bass」の基本的な作り方を、Serumを用いてご紹介していきます。

Reese Bassは、このようなベースの音です。

                

Reese Bass

              

TrapやDubstep、Future House、Drum&Bassなど、ジャンルを問わず、様々な楽曲で使えるベースです。

普段、使用しているベースを少し変えてみたいと思っている方は、是非試してみてください。

               

このReese BassのMIDIはこのようになっています。(Key=Gm)

                

Reese Bass MIDI

        

         

S E R U M

             

Reese Bass

                

「SUB」

オンにし、「Saw」を選択し、「LEVEL=100%」にします。

                

「OSC A」

「UNISON=5」、「DETUNE=0.18」、「LEVEL=100%」、「FIN=7」。その他は、デフォルトのままです。

「UNISON=5」、「DETUNE=0.18」にすることで、左右に広がりのあるベースを作ります。

「FIN」で少しピッチをズラすことにより、Reese Bassの濁ったような深みのあるサウンドになります。

                 

「FILTER」

「MG LOW 24」を選択し、「OSC A」、「SUB」にフィルターがかかるように「A」、「S」をオンにします。

「CUTOFF=290Hz」、「RES=20%」、「DRIVE=40%」、「FAT=20%」、その他デフォルト。

             

「ENV 1」

「ATTACK=20ms」、「RELEASE=40ms」。

                

「VOICING」

和音にならないよう「MONO」をオンにし、次の音に滑らかに移動するように「PORTA=50ms」、「ALWAYS」をオンにします。

「PORTA」の数値は聴きながら設定しましょう。大きな数値ほど次の音への移動が遅くなります。

                

「PORTA」がかかるようにするにはMIDIで、このように工夫します。

              

「FX」

「DISTORTION」をオンにし、「DRIVE=90%」、「MIX=70%」。

好きな歪み具合を見つけましょう。

                

また、「LFO」を「CUTOFFに」アサインすることで、ベースに動きをつけることもできます。

これもまたおもしろい効果を加えることができるので、試してみてください。

              

                    

    

                            

Sylenth 1でも同じような設定にし、Reese Bassを作成しました。

                 

Reese Bass Sylenth1

              

               

若干、SerumとSylenth1では鳴り方が違い、好みによって使い分けも良さそうです。また、工夫した音作りをしたい場合は、Serumの方が使い勝手が良さそうです。

                            

Reese Bassが入った楽曲は、普通のベースや808とはまた違い、ダークな雰囲気を加えることができます。

             

         

        

            

RYOTA

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