こんにちは、銀平です。
HipHopやTrapなどの音楽を聴いていると、重低音が響いている感覚がありますよね。
このヘビーなサウンドを作るためには、重低音が何によって出来ているかを知る必要があります。
今回の記事はHipHopの重低音についての解説です。
重低音の正体
重低音の正体は、周波数の低域です。
低域がしっかりと鳴れば、重低音を感じる音楽になります。
つまり、トラック全体が綺麗にミックスされることで低域もしっかり鳴るわけなので、本来は低域じゃない音の調整もとても重要です。
今回はそのあたりの詳細を一旦置いときまして、楽曲制作初心者の方向けに、まずは重低音ってどうやって作るのってところをシンプルに解説したいと思います。
HipHopに重低音を加えるためには、まず音楽の中にある重低音の要素が何なのかを知る必要がありますよね。
それはズバリ、ベースとキックです!
キックの探し方
ダンスミュージックの中で最も重要なサウンドとも言えるキック。にも関わらず選ぶのがもっとも難しいサウンドでもあります。
これはキックに限らず言えることではありますが、正しい種類のサンプルを選んでいても、ジャンルに沿っていないとフィットして聞こえない場合があります。
例えば、正しいポジションにキックを配置しても違うジャンルのキックを選んでいるためにどうもしっくり来なかったり…。
この問題を解決するためには、「この音はこのジャンルのやつ」って判別出来るようになる必要があります。
しかしそれもまた大変ですよね。慣れるまで時間がかかります。
そこで大きな助けになるのがSpliceです。
このように、Kickと検索した上でジャンルを選択すれば、作っている音楽性に合うキックを見つけ出すことが出来ます。
検索でなく、パッケージを選んだ際にもここにジャンルが表記されており、一つの指標になります。
こうしてジャンルを確認した上でサンプルを聴いていくだけでも耳のトレーニングになります!
ベースの選び方
ベースはそのジャンルを印象付けるサウンドの一つです。
ベースにも色んな音色がありますが、その中でもHipHopは808という種類のベースを使う事が多いです。
キックのように叩くような鳴り方のものもありますが、伸びるサウンドです。
単体で聴いてみると、こういう音聴いたことある!ってなったりします。
こういった808を選ぶ際、鍵となるのはキーです。
作る楽曲のキーと同じキーのサンプルを選ぶのがオススメです。
808ベースの作り方
Logic Pro XのEXS 24サンプラーにダウンロードした808を登録して使う方法があります。
Editを押すことで登録ができます。
ダウンロードしたサンプルのキーとこちらを揃えましょう。
デフォルトはC3になっていますが、サンプルがFなのでFにします。
こちらは808を使ったMIDIの打ち込みです。キックとクラップを足しています。
まとめ
HipHopの重低音を表現するためには、キックとベースが重要です。
その中でも808はHipHopやTrapのジャンルにおいて非常によく使用される種類のベースなので、今回の記事を参考に是非試してみてください!
GINPEI
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