みなさんこんにちは!
今回も、Logic Pro Xの基本操作方法を便利なショートカットキーなど交えて、紹介していきます。
(Logic Pro X 基本操作 -1-、Logic Pro X 基本操作 -2-)
ソロ・ミュートには、「トラック」と「リージョン」のソロ・ミュートが2つがあります。
トラックのソロ・ミュート
画像のように、プロジェクトに10トラックあるとします。
その中の1トラックだけを再生したい場合に、ソロを使用します。各トラックにある「S」のボタンをクリックし、点灯させるとそのトラックだけを聴くことができます。「キーボード S」
ソロとは逆に、そのトラックだけを再生せず、他のトラックのみで聴きたい場合は、ミュートを使用します。各トラックにある「M」のボタンをクリックし、点灯させるとそのトラックだけをミュート(音が出ない状態)にすることができます。「キーボード M」
リージョンのソロ・ミュート
画像のようにプロジェクト内に複数のリージョンがある場合に、特定のリージョンのみをソロ・ミュートにすることができます。
ソロ・ミュートにしたいリージョンを選択し、「control + S (ソロ) or M (ミュート)」を押すと、リージョンをソロ・ミュートにすることができます。
リージョン ソロの状態
リージョン ミュートの状態
この機能は、特にミュートの方が便利です。例えば、あるセクションアレンジでドラムフィルの有無を考えるときに、リージョンをミュートをすることにより、ドラムフィルのリージョンを消すことなく判断することができます。ドラムフィルはない方が良い、となったとしてもそのドラムフィルのリージョンをミュートして残しておくことで、”アイディア”を残しておくことができ、他のセクションやアレンジが変わったときに、またすぐにそのドラムフィルを試すことができます。
リージョンのコピーは、この二つの方法を覚えておくと便利です。
1 )
コピーしたいリージョンを移動させると同時に、「option」 キーを押しながら移動させるとコピーすることができます。
2 )
デフォルトの設定で、画像赤枠の部分が「マーキーツール」になっています。これは「command」を押している間は、「マーキーツール」になるという機能です。「command」を押している間に、「ハサミツール」が良いという場合は、ここを「ハサミツール」切り替え、作業がやりやすい環境を整えます。
デフォルトの「マーキーツール」のまま、コピーしたいリージョンの範囲を選択します。
「command」を押しながら選択した状態
この状態のまま、「command + C」でコピーをし、そのまま「command + V」でペーストができます。また、「command + C」でコピーをし、その後に続けてコピーではなく、別の場所にコピーをしたい場合は、画像のよう、「command」を押した状態で、コピーし始めたい場所を指定して、「command + V」を押すと、ペーストすることができます。
カットしたいリージョンを選択し、カットしたい場所に再生ヘッドを移動させ、「command + T」でカットすることができます。
画像の状態で、「command + T」をすることで10小節目でカットすることができます。
「ハサミツール」を使ってカットしたい場合は、画像赤枠の部分から「ハサミツール」を選択し、カットしたい箇所でクリックをするとカットすることができます。
ハサミツールへの切り替えショートカットキー「キーボード “T” を押したあとに “I”」
まず、各チャンネルが見られるように「X」で「ミキサー」画面を表示します。
ミキサー画面
ミキサー画面を開き、移動したいプラグインを移動させたいチャンネルの「Audio FX」へクリックしたままドラッグすると移動することができます。
コピーしたい場合は、リージョンのコピーと同じように「option」を押しながらドラッグするとコピーすることができます。
RYOTA
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