寒い日が続きますが、そろそろ冬も終わり、
真空管コンプを通したような暖かい春になりそうですね、こんばんは。
今回は、コンプレッサーの種類について、触れていきます。
コンプレッサーとは、その名の通り’圧縮’するプラグインで、
音量のバランスを整えるのが、主な用途になります。
また、音の変化が大きくもあり、整える以外にも、音作りの用途としても使われています。
現在、数え切れないほどのコンプがリリースされていますが、
その中で大きく分け、
代表的な [ VCA / FET / 真空管 / OPT ] を紹介していきます。
[ VCA ]
代表的な実機は、Solid State Logic G-Compがあります。
コンプくさくない(コンプレッサーがかかっていると感じにくい)
自然なかかり具合で、マスターやバストラックで多く使用されます。
[ FET ]
代表的な実機は、Universal Audio 1176。
DTMをやっていると一度くらいはみたことがありますよね。
他のタイプと比べ、速いアタックタイム設定ができ、
ドラムやパーカッションなどの
アタックがしっかりあるものへの使用が有効的です。
[ 真空管 ]
代表的な実機は、Tube-Tech CL1B。
通すだけで音(質感が)が変わり、積極的に音を変えたいときに、
使用するといい効果が得られる場合が多いです。
[ OPT ]
代表実機は、Warm Audio WA-2A。
速いアタックタイム設定ができず、ドラムなどにはあまり向いていません。
ナチュラルなかかり具合が得られるため、ボーカルなどによく使用されます。
今回は、代表的なコンプレッサー種類について紹介しました。
決まりや正解があるわけではないので、
このコンプはこのパートに使わなければならない、ということはないです。
各々の得意分野があるので、音の種類によって使い分ければ、
より良い効果が得られると思います。
使い所を見極めて、良い音作り、良いミックスダウン、
良い音楽を作っていきましょう。
RYOTA
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