みなさんこんにちは!
今回は、ドラムが主にどのような音から構成されているのかを見ていきましょう。
まずはドラム全体を聴いてみます。このドラムから構成されているものを見ていきます。
Full Drums
K I C K
Kick
まずは、どのジャンルにおいても必要不可欠なキックです。特にダンスミュージックでは、リズムを刻めるように、踊れるように、ビートの核となるキックがしっかり聴こえないといけません。
キックの位置は、ジャンルにもよりますが、EDMなどではハウスミュージックを軸にした四つ打ち、Future BassなどはHip Hopの要素を取り入れたビート、と作りたいジャンルのキックはどこに位置しているのか、参考曲を決めて分析してみましょう。
SNARE (Clap, Snap, Rim)
Snare
Clap
Snap
Rim
スネア、クラップ、スナップ、リムは、同じような役割を持つものです。どれを使用したら曲の雰囲気、そのジャンルにマッチするか、参考曲を元に判断しましょう。
基本となる位置は、「2拍目と4拍目」です。この位置は基本中の基本ですので、音を聴かずとも打ち込めるようにしておくと作曲スピードも上がります。
CYMBALS
シンバルは「クラッシュ」、「ライド」、「ハイハット」など、金物ドラムの総称です。
Crash
Ride
HiHat Close
リリース(余韻)が短いハイハットです。Future BassなどのHip Hopベースの楽曲に多く使用されています。「808 HiHat」と言われ、「チチチ」とリズムを細かく刻みます。
HiHat Open
リリースが長いハイハットです。ハイハットと聞くとこのような音をイメージすると思います。このような音のハイハットは、基本的に8分音符の「裏」に位置するので、これもスネアなどと同様に、聴かなくても打ち込めるようになりましょう。ハウスミュージックをベースに持つ楽曲では、主にこのオープンハイハットを使用します。
HiHat Close + Open
PERCUSSIONS
パーカッションは、なくても成り立ちますが、パーカッションを入れることによりドラムパターンを豊かにし、グルーヴ(ノリ)をより加えることができます。
Tom
Shaker
Tambourine
Kick + Clap + HiHat (Close + Open)
基本となるようなドラムです。
Kick + Clap + HiHat + Percussions
基本のドラムにパーカッションを加えると新たなグルーヴができ、ドラムをリッチにすることができます。
それぞれの音のボリュームバランスも大切です。参考曲を設け、自分の楽曲と比較しながらバランスを整えていきましょう。
Full Drums
ドラムをしっかり構築することで、これらに加わるベースやシンセなど安定して作っていくことができます。何かがうまくいかない時には、ドラムを見直す、ブラッシュアップしてみると良いかもしれません!
RYOTA
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