みなさんこんにちは!
今回は、シンセのSerumで「Riser」や「Sweep」などの「FX」作り方をご紹介いたします。
完成FX (Riser + Sweep)
1 – Serumを立ち上げる
デフォルト設定のSerumを立ち上げます。
2 – 必要な小節分のMIDIを打ち込む
今回は、4小節のFXを作るので、4小節分のMIDIを打ち込みます。
今回のようなピッチがしっかりわかるFXの場合、MIDIノートを楽曲のキーに合わせると基本的にうまくいきます。(楽曲キー: C Major or C Minorの場合、MIDIノート: C)
3 – LFO 1を設定
画像ののようにLFOシェイプを作り、始まりから終わりまで4小節かけて動きを作りたいので、「RATE」を「4小節」に設定します。
4 – LFO 1をOSC AのCRSにアサイン
「LFO 1」をドラッグ&ドロップで、「OSC A」の「CRS」にアサインします(画像参照)。
その後、CRSの青い棒のの上で、「Shift + Option + クリック」し、打ち込んだMIDIのピッチから高い範囲のピッチをコントロールできるようにします。
これで、4小節かけて、ピッチが高くなっていく、Riserを作ることができました。
今回は、デフォルトのSaw Waveの波形ですが、好みにより波形を変えるとさまざまなサウンドのRiserを作ることができます。
5 – LFO 1をNOISE
「NOISE OSC」をオンにし、「LFO 1」を「NOISE OSC」の「LEVEL」にアサインし、LEVELツマミ左上の青いツマミを操作し、最大値を30に設定します。
今回はノイズの種類を赤枠のように「BrightWhite」に設定しています。
これで、「OSC A」で作ったRiserに、Sweepが加わりました。
6 – FXで音作り
「FX」で画像のようにエフェクトをかけ、音作りをしています。
「DELAY」と「REVERB」のかかり具合をコントロールする「MIX」に「LFO 1」をアサインし、徐々に「DELAY」と「REVERB」が深くかかるように設定しています。
7 – FILTERでCUTOFF
「FILTER」をオンにし、「LFO 1」を「CUTOFF」にアサインします。
FILTERの種類を赤枠のように「HIGH 24」に設定します。
CUTOFFツマミの左上の青いツマミを操作し、ローカットの最大値を調整します。
これで、徐々にローカットしていく設定が完了しました。
8 – オーディオ化
Serum左上にカーソルを合わせると画像のようなアイコンが表示されるので、このままDAW上にドラッグ&ドロップすれと、Serumで作成した音がそのままオーディオ化されます。
完成FX (Riser + Sweep)
今回のFXは複数を組み合わせて作成しているので、ピッチが高くなっていく「Riser」のみ、ビルドアップなどにノイズがほしい「Sweep」のみなど、「FX」のエフェクトの設定を調整すれば、いろいろなFXが作れるので、ぜひお気に入りのFXを作ってみてください。
RYOTA
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