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コードの重ね方

   

みなさんこんにちは!

     

楽曲を作る際に、必ずと言っていいほど必要になるのが「コード」です。

今回は、このコード(和音)の重ね方を解説していきます。

コードの重ね方・コード進行は、無限にありますが、その中でもすぐに実践できるものを紹介します。

    

コード進行は「The Chainsmokers – Closer」のコード進行を用いています。

     

     

今回の解説では、Key=Gメジャー, BPM=100で進めています。

Closerのコード進行は、「C / D / Em / D」です。このコード進行は、いろいろ有名曲でも使われている王道進行です。コード進行にパクりはないので、自分の楽曲に使ってみると良いでしょう。

※その曲にしかない特徴的なコード進行の場合のパクりになる可能性あり。

     

「RADWIMPS – なんでもないや」のサビにも使われています。瀧くん!

“僕らタイムフライヤー  駆け上がるクライマー”の部分

   

   

    

1 ) 「C / D / Em / D」の三和音

    

     

     

基本的な三和音のみで演奏しています。これでも十分いい感じですが、MIDIの打ち込みを拘り、工夫していくことで、より広がりのあるサウンドにすることができます。

   

   

   

2 ) ルート音(ベース)をプラス

     

     

      

ルート音は、コード進行の大文字の部分。今回のコード進行の場合、「C / D / Em / D」なので、ルート音は、「C / D / E / D」となります。

そのルート音を、オクターブ下に重ねましょう。低音が入り、厚みが増しました。

   

    

     

3 ) ルート音と同じ音をオクターブ上にプラス

     

     

     

高音域が加わったことで、低音域から高音域の幅ができ、より広がりを感じることができます。

    

    

     

4 ) トップラインでメロディを作る

     

     

    

3 )で加えたルート音と同じ音でも良いのですが、この部分で新たなメロディを奏でることにより、より一層深みのあるコードパートが完成します。

      

1 )で打ち込んだ基本的な三和音はそのままに、上下に音を加えるだけで、ここまでの差ができます。これにプラスして、三和音の部分を少し動かしてみたり、また新たに音を加えてみるとより良いコード進行ができるかもしれません。音を聴きながらいいところを探ってみましょう。

   

     

また、このコードシンセにサイドチェインをかけ、ドラムを足すとこのようになります。

     

        

使用したシンセはSerumで、以下のようなシンプルな設定です。これにリバーブをかけています。

      

   

      

シンセがいい音で気に入っていたとしても、なにか違うな、と思ったことはありませんか。そのような時は、今回のようにMIDIの打ち込みを見直してみると良いかもしれません。

また、MIDIの打ち込みが良いと、今まで微妙だと思っていたシンセの音が良く聴こえ、使えるものだと気付くこともあります。

   

   

        

RYOTA

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