みなさんこんにちは!
今回は、おすすめのクリッパーをご紹介いたします。
クリッパーは、音のピークを制限・削るエフェクトツールです。
リミッターと少し似ているように感じますが、リミッターは、スレッショルド値を超えた信号を圧縮する処理に対して、クリッパーはスレッショルド値を超えた信号を切る処理です。
トランジェントをコントロールするのに有効な手段です。

操作するところが少なく、どれくらいリダクションしているかも目視でき、とても使いやすいクリッパーです。
テクニカルに凝った設定をしたい場合は、歯車のアイコンから色々な設定をすることができます。
また、GUIをカスタマイズすることができ、自分好みの色合いに変更することもできます。
StandardCLIPは安価で、サードパーティーのクリッパーを初めて買う方にもおすすめです。

基本的なクリッパーに加えて、「BOX TONE」「GOLD」「ALCHEMY」とサチュレーションを加えたり、ハイを抑える機能もあり、音作りも込みで使いやすいクリッパーです。視認性も良好です。
メインの画面には表示がありませんが、歯車アイコンからオーバーサンプリングの設定もできます。
Gold Clip購入の際には、「Gold Clip Pack」となっており、「Gold Track」というGold Clipより低負荷な各トラックにも差しやすいクリッパーも付いてきます。
少し他のクリッパーより高価ですが、Rent to Ownもあるので、デモを試して気に入ったら買う価値ありです。

Gold Clipと同じ会社からクリッパー第二弾としてリリースされたクリッパーです。
このクリッパーを用いた歪み感を売りにしていて、Hiphopなど808系のサウンドと相性が良いです。
最新のバージョンでは、3バンドのマルチバンドクリッパーにもなり、音作りの幅が広くなりました。
こちらもオーバサンプリング設定可能です。
最初のシングルバンドのバージョンではただのクリッパーだけで高すぎるという声が多かったようですが、今では機能も増え、購入の価値十分にありです。
>>Schwabe Digital – Orange Clip

名前が「Saturate」と、歪み系のプラグインのように思えますが、クリッパーの要素が大きいプラグインです。
こちらも視認性。操作性が良く使い勝手が良いです。
このプラグインにはオーバーサンプリング設定がなく、「Anti-Aliasing」がその代わりとなっています。
こちらも安価で、デモを試して気に入ったら購入価値ありです。

KClip 3は通常のクリッパーの機能もありますが、4バンドのマルチバンドクリッパーにもなります。
また、M/Sのクリップ処理もでき、上記のクリッパーにはないモードがあるので、マルチバンド・M/Sでクリップさせたい場合は、持っておくと重宝します。
他のクリッパーよりも音作りの幅が広い印象で、かなり歪ませる設定もでき、音作りも楽しめるクリッパーです。
オーバーサンプリング設定可能です。
ダンスミュージックやモダンな楽曲では、活躍してくれるクリッパーです。
ぜひお気に入りのクリッパーを探してみてください。
RYOTA
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