音楽制作のミックスにおいて欠かせない作業の1つ「EQ」。
音の特徴を変化させ、音そのものの個性を強調したり、不要な要素を減らすことができます。
そんな便利なEQですが、「どうやって使えばいいんだ!?」
選択肢がありすぎて難しいですよね。
加算EQ VS 減算EQ
小難しい見出し…。まずは加算EQと減算EQの意味ですよね。
これが加算EQです。
周波数帯域のところどころを持ち上げています。
つまり、ブーストすることを加算EQと呼ぶわけですね!
一方、これが減算EQ。
加算の逆で、カットしたり周波数帯域の一部を減らしていますね。
見出しは釣りで、加算と減算のどちらが大事なのかを議論するつもりはありません。笑
大切なのは、目的を理解して取り組むことです!
減算EQのやり方
加算EQと減算EQ、どっちも大事です。
しかしながら、減算EQの方がちょっと難しく感じますよね。
いらない周波数帯域をどうやって決めればいいんだろう?とか!
まずはこんな風に、どこかの周波数をブーストします。
そして、音を鳴らしながら周波数を移動します。
耳障りな音が目立ったり、他のサウンドを邪魔しているポイントが現れたら、そこでストップ。
次に、そのポイントの周波数を下げていきます。
こうすれば、そのサウンドにおいて不必要な部分だけを消すことができますね!
最後に、僕が減算EQを大切だと思う個人的な理由を説明しますね!
まず、音楽は一つ一つのサウンドがいくつも集まって構成されていますよね。
でも、ひたすら音を詰め込み続ければ、いつか必ず何かの音が隠れて聞こえなくなったりするものです。
一つ一つのサウンドを、加算EQによってそのキャラを目立たせようとすれば、周波数帯域の大げんか祭り開催ですよね。
一方、減算EQは基本的に不要なサウンドを減らしたり、他のサウンドを邪魔する部分をなくすための行為なので、
「無駄を排除」&「相手思いやり」系アクションです。
一つの音楽にA、B、Cのサウンドがあるとします。
減算EQを使う人は、Aを処理するときにBとCの特徴も同時に意識することが当然になります。
それって絶対いいミックスになりますよね!
まとめ
やっぱ自分本位すぎてもよくないってことですね!
自分が最も輝けるポジションを理解しつつ、苦手とする分野を他の人がカバーしていくチームワーク。
そして、お互いがそれを理解し合う組織力。
素晴らしいですね。
僕は音楽の理想の形に、人間社会の理想像を悟りました。(暴走)
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