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楽器の名前を知ろう

   

みなさんこんにちは!

楽曲を作るときや好きな曲を聴いていて、「この音はなんだろう?」と思ったことはありませんか?

楽曲を聴く上では、楽器の名前をひとつひとつ知っておく必要はないのですが、楽曲を作る上では、楽器の名前を知っておくことは大きな助けになります。

今回は、楽曲で使われている代表的な音とその名前を覚えていきましょう。

この楽曲を使用します。

  

Demo Song

  

ドラム (Drum)

この楽曲のドラムのみを聴いてみましょう。

  

このドラムは以下の要素で構築されています。

  

・キック (Kick)

  

どのジャンルでも欠かせない要素ですね。特にEDMなどのダンスミュージックでは、ビート、低音を作る最重要とも言える役割を担います。

  

・クラップ (Clap)

  

多くの場合は、2拍目と4拍目に位置します。

同じ役割を担うのものに、「スネア (Snare)」「スナップ (Snap)」「リム (Rim)」があります。

  

・ハイハット (HiHat)

  

高域で鳴るドラムで、細かなリズムを刻み、キックとクラップのシンプルなビートに変化を与えます。

ハイハットには、「オープン (Open)」「クローズ (Closed)」があります。

  

・シンバル (Cymbal)

シンバルは大きな括りとしての名称です。その中に以下のようなものがあります。

・クラッシュ (Crash)

・ライド (Ride)

・スプラッシュ (Splash)

ハイハットもシンバルに含まれますが、独立してハイハットで呼称されることがほとんどのため分けています。

この楽曲では、「クラッシュ」と「ライド」を使用しています。

Crash

  

Ride

   

・フィル (Fill)

   

ドロップなどそのセクションの終わりなどのキメとして使われることが多いです。

   

ベース (Bass)

   

低音を担当する楽器で、どのジャンルでも大事ですが、EDMなどのダンスミュージックでは、キックと並んで重要な楽器です。

  

コード  (Chord)

  

複数の音が同時になる和音を奏で、楽曲の雰囲気を作ります。

コードがはっきり聴こえない楽曲でも、うっすらと入っていることが多く、自分の楽曲に何か足りないと思った時はコードを足してみると、良い結果になることがあります。

   

リード (Lead)

   

メインのメロディを奏でます。リスナーの一番に届き、その楽曲の好みを感じる要素でもあるので、メロディ作りからサウンドデザインまで作り込みたいところです。

   

ボーカル (Vocal)

  

メインメロディを担当するのは「リード」の他に「ボーカル」があります。

「リード」ではなく、「ボーカル」がメインメロディを担当するとこのようになり、ポップス感が増します。

メインメロディは主役なので、同時に「リード」と「ボーカル」が鳴っていると邪魔し合ってしまうことが多く、このセクションでの主役は誰かを把握しながらアレンジすると、最終的な完成音源もうまくいくことが多いです。

「ボーカル」がいるときにも「リード」を鳴らしたい場合は、ボーカルの帯域の部分をカットする、やボリュームを下げるなど、リードへの処理を施しましょう。

      

楽器の名前を知っておくと、プリセットから音を探すときや「How to動画」を検索するときにも助けになります。

楽曲中で使われている音は何か、知ることも大切にしましょう。

   

   

RYOTA

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