MIDIキーボードの選び方!

皆さん、MIDIキーボード使ってますか?僕は使っています!
でも、初めてMIDIキーボードの購入をする時はとても悩んだのを覚えています。
というのも、当時の僕はピアノなんて全く弾けず(今も大して弾けませんが…。)、そもそも本当に必要なの?別に無くても作曲できるよね?でも海外のプロデューサーのスタジオには必ず置いてあるし…。という自問自答の無限ループでした。
 
というわけで今回は、そんな若かりし頃の僕のような悩みを抱えている方のためのアドバイスとなるようなMIDIキーボードの選び方について書いていきたいと思います!
 

MIDIキーボードとは何か?

 
そもそもMIDIキーボードって何なんでしょう?
作曲を始めた当時の僕は、「シンセサイザー」と「MIDIキーボード」の区別がつきませんでした。
 
もしあなたがLogic Pro XなどのDAWソフトを持っていれば、大抵の場合それには「ソフトウェアシンセサイザー」というものが内蔵されています。
そのソフトウェアシンセを立ち上げたコンピュータにMIDIキーボードを接続すると、シンセの音をMIDIキーボードの鍵盤で奏でることができます。
 
ちょっとややこしいですね。まとめると、
自ら音を発するのが「シンセサイザー」で、
その音を奏でるためのコントローラ的な存在が「MIDIキーボード
という感じです。
 

シンセサイザー

鍵盤があるので演奏もできますが、シンセサイザーというのは自らが音を出す楽器なので、音作りのためのつまみやフェーダーがたくさんついています。
そのため、お値段も往々にしてお高めです。
 

ソフトウェアシンセサイザー

そんなシンセサイザーも時代の流れに従ってどんどんコンパクトになり、今や画面の中(DAWソフト上)で操作するソフトウェアのシンセサイザーが主流となっています。
ちなみに画像は、現代のダンスミュージックの制作に必要不可欠と言えるソフトウェアシンセサイザー、Xfer RecordsのSERUMです。
 

MIDIキーボード

そんなソフトウェアシンセサイザーの音を自由に奏でることができるのがMIDIキーボード。
直感的に音を操作することができるので、作業効率はずっと上がります!
マウスでカチカチと画面上の鍵盤を押して各音を確かめることでももちろん作曲はできますが、やはり直接的な音へのアプローチができるこのようなコントローラを持っていると、アイデアを形にしていくことが定着しやすいです。
 

MIDIキーボード選びのポイント

 
かく言う僕は、今でもピアノの演奏など大して出来ない”MIDIキーボード使いこなせてない男”ではありますが、MIDIキーボードの導入を悩んでいる方で僕のようにピアノ演奏に自信が無い方は結構多いのではないでしょうか?
「ピアノ弾けないのにキーボード必要かな?」的な感じで。
 
でも、そんな僕だからこそのキーボード選びのポイントがいくつかありますので、以下でご紹介していきます!
 

鍵盤数

 
MIDIキーボード選びで最も多く、そして最初に悩むであろうポイントは「鍵盤数いくつにしよう?」だと思います。僕も非常に悩みました。
製品によって様々な鍵盤数で展開されていますが、一般的には25、37、49、61、88鍵の5種類です。
 
まず、ピアノの経験が豊富で、スラスラと演奏もできるというわけでは無い方の場合、88鍵は候補から除外して良いかと思います。
大は小を兼ねるとは言いますが、88鍵盤はデスクに置くのにもさすがに「大過ぎる」と思ってしまう場合がありますので。笑
 
一方、「この際だから演奏の練習もしたい!」もしくは、「少しは弾けるし両手でも演奏したいなー」と思っている方は、25鍵盤は候補から外れるかなと思います。
しかし!25鍵盤の良いところはその鍵盤数の少なさにあるのも事実です。鍵盤数が少ない分サイズがコンパクトなので、ラップトップの傍に置いといて「ちょっと音を確認」が出来るんです。
また、25鍵盤しか無くともMIDIキーボードにはオクターブキーと言うものがあるため高い音も低い音も出す事ができます。
 

 
随分と少ない鍵盤数を贔屓している感じになってしまっておりますが、僕自身は49鍵のMIDIキーボードを使用しています。笑
理由は、ある程度両手で弾きながら音を確かめたいからです。
 

鍵盤の感触

 
キーボードの鍵盤の感触は3種類あり、軽いタッチ感のものから順にライトウェイト鍵盤、セミウェイト鍵盤、ピアノタッチ鍵盤があります。
ピアノタッチ鍵盤は、ピアノと同等の感触になっています。
鍵盤数の多いものはピアノタッチ鍵盤が採用されているものも多いですが、MIDIキーボードの多くはライトウェイト鍵盤となっています。
 

 
出来れば購入前にお店で打感を確認しておきたいところです。
 
 

最後に

 
僕はDTMを始めてからの1年間ほど、「MIDIキーボード無くても全然余裕だな」と思っていました。買うお金がないから強がっていたのでは無く、当時は本当にそう思っていました。笑
ですが、ピアノが弾けない僕でもMIDIキーボードを導入してからは直感的に作曲を出来るようになったので、やっぱり買って良かったと思っています!
 
そして、こういったハードは自分に合うかどうか使ってみないとわからないし、使い続けて初めて自分に馴染む部分もあると思うので、まずは失敗を恐れず予算に見合ったものを購入してしばらく使ってみてほしいなと思います!
 
MIDIキーボードを買う際の参考になれば嬉しいです!
 
 
GINPEI

実践で使えるリミッターをオススメします!

初めまして!

当スクール講師のAZUMAIです。
 
今日のブログで初めて、記事を掲載させていただくのですが、
少し私の紹介と実際に音楽を作っている私だからできる、音楽制作のアレコレをご紹介できればと思います!

 
 

私のご紹介から!(こちらは飛ばしていただいても構いません笑)
TLOCという名義でドラムンベースを作ったり、DJ AZUMAIという名義でEDMのDJをしたりしています。
 
個人的にはサウンドデザインやミキシングを得意としています!

まずは私の楽曲から、この間Pendulumのリミックスコンテストに出した曲をどうぞ!
 

ドラムンベースのレジェンドといっても過言ではないPendulumの曲をリミックスしてみました。
 

 
どうでしたか?もしよければ感想をコメントに書いていってくださいね!

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そしてここからが本題!

リミッターのご紹介です。

え?リミッターって何?

もちろん、ご説明しましょう。

リミッターとは、音量を一定のレベル以下に抑えることを目的として使われる音響機器・ソフトウェアプラグインです。コンプレッサーの親戚ですね。
 

自分で作った音楽を実際にスピーカーから鳴らしてみた時に、一定以上の音量が出てしまうと、

「割れる」という現象が起こります。ガビガビっていう音が入っちゃう感じですね。

それを抑えるのがリミッター、出すぎた音の分だけ鳴らないように抑えてくれます。
 
一番最後の工程、マスタリングでも一番最後にやる工程です!

楽曲制作はもちろん、マッシュアップやエディットを作った時に、

マスターアウトにリミッターを入れてあげるだけで、ある一定以上の音量は上がりません。
 

それどころか、今のクラブミュージックには欠かせない「音圧」もしっかり上げてくれますよ!

というわけで、楽曲作ってて実際にDJで使ってみて、お客さんの反応を見てあげたいな…
という時にはマスターにリミッターを入れてあげることで、お試しマスタリングができちゃいます~

 
 

それでは!

往年の人気プラグインから、最新プラグインまで、ソフトウェアプラグインのご紹介です!

 
 
 
 

1.L2 Ultramaximizer

 
 
 
 
 
 
 
 
 

ミキシングやマスタリング工程で数多くのプラグインが使われている、Waves社から出ているリミッターです。

 
Waves製というだけあって、しっかり音圧を上げてくれるので、重宝しています。

 
THRESHOLDを下げて、ATTENの数値が上がってくると、ちょっとずつ音が割れていきます。

 
割れすぎは良くないですが、曲調によっては少し音が割れている感じがかっこいい!と思う人もいらっしゃるようです。

 
普通に買うと299ドルするので、セールを待って購入しましょう~!

購入はこちら

 
 

2.DeeMax

  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日本のプラグインメーカーDOTEC AUDIOから出しているリミッターです。
マキシマイザーと書かれていますが、基本的に同じと思ってよいでしょう。

特筆すべきなのは、操作がどシンプル!ゴツいレバーを上に上げるだけ!笑
なんということでしょう、匠により音圧のレベルが素晴らしいことになりました。

リミッターのかかり方としては、音圧はもちろん、アグレッシブさが感じられるかかり方ですね。
EDMや激しい曲には向いています、きれいめやおとなしい曲にはちょっと向いていません。
 
ですが、一つ一つの音を強調させるために、ドラムスやシンセなどのチャンネルにかけてあげる、
という技もできちゃったりしちゃいます。

購入はこちら

 
 

3.Invisible Limiter

こちらも日本のプラグイン制作会社A.O.M.から出しているリミッターですね。
 
私の1番のおすすめ!何にでも使える一番素直なリミッターです。
 
とにかくクリア、この音圧まであげたのによく音割れしないな、と思うほどです!
 
制作の段階でしっかりミキシングを意識したプロジェクトの組み立て方をすると、
とてもきれいに上がってくれます。

紹介にも書いている通り、
「Invisible Limiterを使うことで、サウンドが損なわれるのを最小にしたまま、必要なだけ音量を上げることができます。Invisible Limiterは、オリジナルとリミットされたサウンドの差を最小化するように動作します。」
  だそうで、このプラグインの一番の売りです。

これはマストバイ!
購入はこちら

 
 

というわけで、今回はリミッターの紹介でした。
 
感想はぜひコメントで書いてください!
また、他にどのプラグインがオススメか知りたいものがありましたら、こちらもぜひコメントに!次回ご紹介しますよ~

 
 
 

ありがとうございました!
 


MPC講師AZUMAI

SoundCloudに登録しよう

みなさん、こんにちは。

昨日今日と、EDC Japanが開催されていて、

日本のダンスミュージックファンの間では、盛り上がりをみせていますね。

EDC Japanは、Ultra JapanやS2Oなどとはまた違い、

装飾や演出が華やかで、とても素敵なフェスです。

まだ行ったことがない方は、

来年、あるいは今日、行ってみてはいかがでしょうか。

アフターパーティーも行われるようなので、

今夜のクラブイベントをお探しの方もぜひ!

 

 

 

さて、今回は、SoundCloudという音楽配信サービスの登録方法、

オリジナルトラックなどのアップロード方法をご紹介します。

 

 

自分のオリジナルトラックが完成した時は、みなさんはどうしていますか?

iPhoneやスマホに入れて、自分で聴いたり、友達に聴いてもらったりすると思います。

それだけでもいいのですが、せっかくなので、

多くの人たちに自分の音楽を聴いてもらいたいですよね。

 

 

そこで、SoundCloudを使用しましょう。

SoundCloudは、世界中で利用されている音楽配信サービスで、

特にEDMなどの、ダンスミュージックが充実しています。

大手レーベルや有名アーティストから、まだ名も知られていないプロデューサーが、

様々な楽曲を配信しています。

多くの人たちにとって、SoundCloudは、音楽プレイヤーとして機能がメインですが、

自分のオリジナルトラックなどをアップロードでき、

不特定多数の人たちに、自分のトラックを聴いてもらうことができます。

 

   

     

それでは、登録方法をみていきましょう。

まず、インターネットで、「soundcloud」を検索します。

このリンクをクリックします。

 

 

次のページで、「Sign up for free」「Create account」から、アカウントを作成します。

 

 

アカウントの登録は、

・Fakebookアカウント

・Googleアカウント

・メールアドレス

を選択し、登録できます。

「Fakebookアカウント」、「Googleアカウント」で登録の場合は、

それぞれのログイン方法と同じです。

今回は、メールアドレス登録を解説します。

「Continue」をクリックします。

 

  

登録に、実名・住所・クレジットカードなどの情報は不要で、

メールアドレス、パスワード、年齢、性別だけで登録できます。

 

 

 

それぞれの入力ができたら、「Continue」をクリックしましょう。

 

 

最後に、SoundCloud上でのニックネームを入力して、

「Get started」をクリックすれば、アカウント登録完了です。

楽曲は、検索などして、簡単に聴けますので、

いろいろ試して聴いてみてください。

 

そして、楽曲のアップロード方法です。

上のバーにある「Upload」をクリックします。

 

 

アップロードする楽曲を、「ドラッグ & ドロップ」

あるいは、「or choose files to upload」をクリックして、

アップロードしたい楽曲を選びます。

Privacyのところは、「Public=公開、Private=非公開」です。

  

 

楽曲タイトル入力や楽曲のジャケットを選び、「Save」をクリックし、アップロード完了です。

 

 

「Public=公開」設定にすることによって、世界中の人たちに聴いてもらうことができます。

 

 

楽曲が完成したら、そこで終わらず、いろんな人に聴いてもらえるよう、

こういった音楽サービスをうまく利用していきましょう。

 

 

 

RYOTA

Logic Pro Xでボーカルをレコーディングしましょう

春といえば、音楽。音楽といえば、ボーカルです。
 
今回は、Logic Pro Xに自分の声をレコーディングする方法を出来るだけシンプルに解説していきます!
 
 
 

自分の声をレコーディングする

  
 
Logic Pro X上で、自分の声を録音するには、まずオーディオトラックを作成します。
 
 
 
MIDI打ち込みの時はソフトウェア音源ですが、生の音をレコーディングする際はオーディオを使用します。
 
 

 

1.トラックのRecボタンを点灯させる

 
このボタンを点灯させておくことで、トラックに音声が入力されるようになります。
マイクに向けて声を出した時にボタン右側のレベルメーターが反応していればOKです。

もしこんな表示が出たら、次の2を先に行なって下さい。

 
 

2.インプットチャンネルを設定する

 
ここは、入力と出力の意味を理解していないとちょっと難しく感じるかもしれません。
 
今回のように、外で発した音(自分の声や楽器の音)がこのLogic Pro Xの中に取り込まれていく信号のことを、外部から内部へ「入っていく」という意味で入力信号と言います。
 
 
  
そんな入力信号の通り道は、接続しているオーディオインターフェースに付いている入力端子の数だけ用意されるわけなので、こんな感じでLogic Pro X側はいっぱいチャンネル数が用意されています。
  
例えば、マイクがオーディオインターフェースの「Mic(マイク)端子2」というようなところに挿さっていれば、「Input2」にすることで認識されます。
 
 
 

3.Recボタンを押す

 
これを押すと、レコーディングが開始されます。
 
 

 
 
ボーカルを綺麗に録るには

 
 
ボーカルの録り方はわかりましたね!
ここからは、出来る限りボーカルを綺麗に録音するための工夫を紹介していきます。
 
 

1.コンデンサーマイクを使用する

 
レコーディングに使われるマイクには、大きく分けて2種類に分けられます。
コンデンサーマイクダイナミックマイクです。
 

ライブで歌手が持ってるやつと違い、コンデンサーマイクはこのような形をしています。
 
コンデンサーマイクの方が感度が高く、息づかいなども含め繊細に収録することが出来るんです。
 
その代わり、周りのノイズも拾いやすいので、部屋の反響を抑える対策をとったり、レコーディングスタジオで収録したりといった工夫が必要ですね。
 
反響を抑えるには特殊な設備が必要だと感じるかもしれませんが、ベッドや本棚が吸音材の代わりになったりするんです!
 
部屋が物だらけなのを感謝する貴重な瞬間ですね。笑
 
 
 

2.マイクとの距離は10cm~20cm

 
マイクとの距離が近いことで、音像が近くなります。 
 
そうすることで、楽曲の中でもボーカルが他のサウンドに負けにくくなります。 
 
お気に入りのボーカルトラックをヘッドホンなどで聴いてみてください。
最近の音楽ならみんな、まるで目の前で歌ってるように近くに感じると思います。
 
それが「音像が近い」ということです。
 
 
 
 

最後に

  
 
自分の声を録るというのはなんとなく難しそうに思いますが、意外とシンプルなプロセスですよね!
 
ぜひ自分の声を録って音楽制作をしていきましょう!
 
 
GINPEI

FabFilter 全製品 40%OFF

 

FabFilter社が、創立15年を記念したセールを開催中です。

セール期間は、4/30 (日本では、時差の影響で5/1) まで。

セール内容は、なんと全てのプラグイン、バンドル (プラグインをまとめたパックのようなもの) が40%OFFです。

FabFilter社は他のプラグイン会社に比べて、安くなることがかなり少なく、

しかも全製品が40%OFFとかなりお買い得です。

FabFilter社のプラグインは、音の動きなどが視覚的に確認でき、操作性も良いです。

よく、有名な海外プロデューサーの制作動画などでも目にします。

僕が初めて、FabFilter Pro-Qを使った時には、

こんなにわかりやすく音が見えて、簡単に操作できるのか!

と驚き、もっと早くから使っておくべきだったと思いました。

 

 

以下、各プラグインを紹介しているので、気になるものがあったら、

公式動画を観て、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

FabFilterホームページ

https://www.fabfilter.com/

 

 

 

Pro-Q 3 (イコライザー)

 

EQ (イコライザー) は、おそらくミキシングとマスタリング、楽曲を作っていく中で、

おそらく、最も使用するツールです。

このPro-Q 3は、動画を観てわかる通り、どの帯域がどのように音が出ているか、

視覚的にとてもわかりやすく、的確にEQポイントを探すことができます。

海外の有名プロデューサーの多くが、このEQを使用しているのではないでしょうか。

 

 

Pro-R (リバーブ)

 

リバーブは、ついついかけすぎてしまうことが多くありますが、

Pro-Rでは、どれだけリバーブがかかっているか、

視覚的にも確認できるので、制御しやすいです。

今使っているリバーブで、なかなかうまくいかない場合は、

このPro-Rを使ってみるのもいいかもしれません。

 

 

Pro-L 2 (リミッター)

 

質があまり良くないリミッターは、すぐ音割れしたりするのですが、

Pro-L 2は、透明度のあるきれいなサウンドを保ちながら、ボリュームを上げることができます。

また、いい意味でこのリミッター独特の”`音”がないので、

色付けをすることなく、使用することができます。

 

 

Pro-C 2 (コンプレッサー)

 

コンプは、扱いが難しいプラグインのひとつです。

耳だけでコントロールするのは、なかなか難しいですよね。

そこで、このPro-C 2の出番です。

元の音と比べて、どれだけコンプレッションしたか、

どれくらいのコンプレッション具合か、

目でも確認できるのです。

コンプの扱いがイマイチわからないという方にも、おすすめです。

 

  

Pro-MB (マルチバンドコンプレッサー)

 

マルチバンドコンプレッサーは、各音域で、コンプをかけることができるプラグインです。

例えば、高音域がうるさいと感じた時、ある一定の音量以上になると、

高音域にだけコンプがかかりうるさくならないように抑えることができます。

EQで、その高音域を削るのはとは違うのか、というと、違います。

EQで削ると、高音域がうるさくない時にも、高音域を削ることになり、

削りたくないときにも、高音域を削ってしまいます。

マルチコンプレッサーの場合は、設定値以上の音量になった場合に発動します。

操作が難しいですが、このPro-MBもまた、目でみて直感的に使うことができます。

 

 

Pro-DS (ディエッサー)

 

どんなにいいマイクやプリアンプなどを使っても、ボーカルの歯擦音をなくすことはできません。

少しマルチコンプレッサーと似ていますが、「さしすせそ」などを発音した時に、

耳に付く音を抑えることができます。

※歯擦音: 口を開く時に出る音や、サ行を発する時に出る音のこと

 

 

Pro-G (ゲート / エキスパンダー)

 

このプラグインの大まかな用途は、

・ゲート: 設定した音量以下をカット

・エキスパンダー: 設定した音量以下を圧縮

というもので、無音部分のノイズの除去などに使われます。

  

  

Saturn (ディストーション)

  

このプラグインは、歪み系のプラグインです。

各帯域ごとに、歪ませられるようになっています。

これも、多くの有名プロデューサーが使用しています。

自分が好きなプロデューサーが使っていたら、それだけで導入するのもありですね。

理想の音を作り出せるかもしれません。

  

   

Timeless 2 (ディレイ)

 

ディレイ、コーラス、フランジャー、フェイザー、スクラッチなど、

多くのことを簡単な操作でできるプラグインです。

また、少し複雑な操作になりますが、

これらを組み合わせることによって、他のプラグインではできない、表現が可能です。

 

 

Volcano 2 (フィルター)

  

フィルターをかけるだけではなく、

フィルターをかけた帯域に、モジュレーションなど揺れるエフェクトをかけたり、

積極的な音の変化、サウンドデザインができるプラグインです。

おもしろい音作りを求めている人に、おすすめです。

 

   

   

全ての商品は、30日間、お試しで使うことができるので、

操作性を実際に触って確認して、購入することもできます。

ちなみに、僕は今回のセールで、

持っていたPro-Q 2からPro-Q 3へアップグレードしました。(やった

FabFilter社のプラグインを持っていない方、

自分の制作環境を強化しようとしていた方も、

是非、この機会に導入してみてはいかがでしょうか。

他の会社のプラグインにはない、視覚的な、感覚的な操作性に驚き、

FabFilter社のプラグインばかり使うことになるかもしれません。

 

 

 

RYOTA

ビルドアップのスネアにちょっとだけ工夫を加えてみましょう。

 
 
EDMにおいてビルドアップは、メインへの高揚感を演出する上で欠かせません。
今回は、ビルドアップの主役とも言えるスネアドラムに焦点を置いて解説していきます!

 

  

 

まずはリズムを作る

 

最初に、このビルドアップで使用するスネアのサウンドを聴いてみましょう。

 

使用するスネアの波形

これをスタンダードなビルドアップのリズムに構築します。
 

8小節のビルドアップスネア

 
こちらが完成したスネアビルドアップのリズムです。
最後の1小節は音が抜けるようにしています。ここで声などを入れてくる曲がよくありますね。
 

 
 

ピッチを上げていく

 
次は、スネアのピッチを徐々に上げていきます。

今回、僕が使ったプラグインはWaves社のSoundShifter Pitchです。


 
これを使用し、ピッチが上がるようオートメーションをプログラムします。
後半の4小節からのスネアのピッチの上がり方に注目してみてください。
 

オレンジ色の線がピッチシフターのオートメーションです。

 
 

リバーブをかける

 
次は、リバーブをかけて徐々にトラックに響きを加えるようオートメーションを書きます。
 
僕が使ったプラグインはValhalla DSP社のValhalla Roomです。
これはサウンドの空間を変えるリバーブプラグインです。
EDMのプロデューサーにユーザーが多いことで有名ですね。

サウンドはこのようになりました。
 

リバーブのMIXを徐々に上げました。 
 

 
リバーブが入ると一気に高級感が出てきますね〜!
  
それだけでなく、リバーブが徐々に強くなることでサウンドの空間は広がるため、遠くで鳴るようになります。
それは、この後に来るメインパートがより力強く聞こえさせる錯覚を生み出すことにも繋がります。
  
 

LOWカットする

 
最後に、Lowカットしていきます。
余計な低音を取り除くだけでなく、サウンドをシャープにしていくことで、この後のメインパートにインパクトを与えられます!
 
EQを使ってシンプルなLowカットをしていくだけなので、画像は割愛します。
 

特に最後の2小節のサウンドがクリーンになりましたね。
 
  
 

おまけ

 
お好みでボリュームを下げていくのもアリです!
様々な曲でビルドアップ自体のボリュームが徐々に下がっていくものが多いですが、これもまた、この後のメインパートの迫力を際立たせるためのフリになっています。

 
 
今回はビルドアップのスネアに焦点を当てているつもりでしたが、オートメーションの重要性についての記事になっていることを書きながら思いました。

サウンドをたくさん重ねることも時には重要ですが、1つのサウンドをオートメーションを駆使して変化させていくことで、音楽全体を面白くすることもできます!
 
 

GINPEI

DISCIPLE チュートリアル動画

みなさんは、「Disciple」をご存知でしょうか。

 

 

Bass Musicと言われる、DubstepやTrap、Drum & Bassなどのトラックを主に作り、

活動しているアーティストたちが集まった

レーベル、チームが「Disciple」です。

 

所属しているのは以下のメンバーです。

 

・12th Planet

・Barely Alive

・Dodge & Fuski

・Eliminate

・Fox Stevenson

・Hatcha

・INFEKT

・Modestep

・Mvrda

・Myro

・Oliverse

・PhaseOne

・Terravita

・Virtual Riot

・Virus Syndicate

 

このジャンルに詳しくないと聞いたことのないアーティスト名ばかりだと思いますが、

作っている曲のクオリティやアイディアは秀悦で、

とても参考になるものばかりです。

 

ここ近年の日本での、Bass Musicの盛り上がりもあり、

すでに来日しているアーティストも5組以上います。

 

そんな彼らが、この「Disciple」のYouTubeチャンネルで、

自分たちが作った曲のサウンドデザインの

チュートリアル動画を投稿しているのです。

 

人物がサムネで使われている動画が、基本的にチュートリアルなどの動画です。

 

 

どこのだれだかわからない人が、有名アーティストのサウンドを真似して、

チュートリアル動画として投稿しているのはいくつもありますが、

そのサウンドを作った本人が解説したチュートリアル動画を投稿しているのは、

この上ないチュートリアル動画ですよね。

何と言っても、ホンモノです。

 

しかも、太っ腹なことに、

その解説したサウンドをフリーダウンロードで配っているのです。

 

(各動画の詳細欄のFREE DOWNLOADのリンクからダウンロードできます。)

 

 

正確には、プリセットを配っていて、

このダウンロードしたプリセットを自分のPCに入れることによって、

そのサウンドがそのまま使えるわけです。

 

動画は全て英語なのですが、英語がわからなくても、

動画上で行なっている操作をそのまま行えば、

同じサウンドを作っていくことができます。

 

ダウンロードしたプリセットをそのまま、使うのもいいですが、

動画を観ながら解析をして、ここはこうなっているのかと、

理解しながら自分のサウンドを作っていくのも楽しいですね。

 

 

自分が作りたいジャンルとは、違うジャンルでも、

いろんなジャンルのサウンドデザイン方法を知ることによって、

自分が作りたいジャンルの楽曲に、

いちアイディアとして活かせるかもしれないですし、

思ってもみなかったおもしろい使い方ができるかもしれません。

 

Bass Musicだけではなく、

いろんなジャンルに使えるアイディアやTipsの紹介もされているので、

是非、自分なりの解釈で吸収して、自分の楽曲に活かしてみてください。

 

 

 

RYOTA

キックとベースの関係性。

 
EDMを作る上で、キックとベースの存在は欠かせませんよね。
 
彼らの存在がハッキリしていると、そのトラックのクオリティは一気に高くなります。
 
逆に彼らが上手く聴こえなかったり、他のサウンドに埋もれていたりするとそれは悲しい瞬間です。
 
 

今回は、そんなキックとベースを上手く響かせるミキシングについて、様々な観点から解説していきます!
 
 
 
 

 

まずはシンプルにボリューム調整

 
 

 
  

「やばい、ベース聴こえない。EQで持ち上げよう!」
 
 
「キックどこよ?低音上げて強調しよ!」
 
 
これらが間違った判断とは限りませんが、ちょっと待ってください。
 
 
単純にキックとベースのボリュームフェーダーを上げていくのはどうでしょう?
 
 
 

ほとんどのキックドラムやベースはすでにたくさんのローエンドを持っているため、EQで更に上げる必要はない場合があります。
 
 

なので、EQを追加する前に、キックやベースのボリュームと、他のミックスのレベルのバランスがとれているかを確認しましょう。
 
 
 

 
 

キックのキーに注意しよう

 
  

 

ベースとの不協和を防ぐために、キックのキーが何なのかを知る必要があります。
 
 
クラブやフェスティバルの巨大なサウンドシステム上で再生される時、キックとベースがお互いに適切なキーで鳴っていることが大切です。
 
 
例えば、キックがA音を中心とする周波数にあって、一方のベースラインがA#に存在していると、衝突してしまいます。
 
 
 
必要に応じて、キックをベースラインに(またはその逆に)調整しましょう。
 
 
Spliceなどのサンプル配信サイトでは、キックなどのサンプルにキーが記載されているため、それを参考にするのも良いですね!
 
 
 

THE・タイミング

 
 

なんでもタイミングは大事です。
 
例えば。
 
キック単体は良い感じ。ベース単体も良い感じ。
でも2つ重ねると両方とも音が隠れてしまう時に考えること。
 
 
マスキング(隠し合い)は、2つのトラックが同時に再生される場合にのみ起きます。
 
 
ベースとキックの間にわずかでもタイミングの違いを作り出せば、お互いのサウンドを消しあうことはありません。
 
 
例えば、キックを13のビートに入れるなら、ベースは24で演奏するようにプログラムします。
 
 
 
これが必ずしも音楽として自分の理想通りになるとは限りませんが、小難しいミキシングを始める以前にサウンド同士のマスキングを防ぐシンプルな方法です!
 
 

いよいよEQ(あくまでシンプルに)

 
 
 
キックとベースはわずかに異なる周波数空間を占めるべきです。
 
 
 

キックは通常6080 Hzの範囲で強調されますが、ベースは80250の範囲で強調されるので、キックより高い周波数にあります(曲によっては逆になります)。
 
 
 
 

他の周波数のEQを行う前に、不要な低音の周波数(スタイルと好みによって異なりますが、キックは20~30 Hz以下、ベースは50 Hz以下)をカットして、キックやベースがドロドロな感じにならないようにします。
 
 
 
 
こういった処理を行うだけで、基本的な品質が上がります!

 
 
 
 
 
 

最後に

 
 
いかがでしたでしょうか?周波数って言葉がまず小難しい響きで引きますよね。笑
 
 
でも、キックとベースに限らず全てのサウンドが適切な周波数帯域にいることで、お互いのサウンドを潰してしまうことを防げるため、厚みのある音楽にすることができます!
 
 
厚みのあるサウンドを作ることは、良い音楽を作ることに繋がり、それは厚みのある人生に結びつきます。
 
 
 
僕も厚みのある人生を歩んで行けるよう、頑張ります。
 
 
 

GINPEI

Reverbとは

今回は、「Reverb (リバーブ)」について学んでいきましょう。

 

「Reverb」は、Reverberationを略されたものです。

そして、Reverberationは、「残響」という意味になります。

会話や表記としては、略した「Reverb」で使われることがほとんどなので、

「Reverb」で覚えておいて大丈夫です。

 

私たちが暮らす日常には、この「Reverb」というものは常に存在しています。

特に「Reveb」をよく感じることができるのは、

体育館やトンネル、大きなコンサートホールで、

あの響く感じを身をもって体験したことがあると思います。

 

 

「Reverb」は、

以前に触れた「Delay」と同じ種類のエフェクト「空間系」に分類されます。

原音そのものの音を変化させるのではなく、

「Delay (遅らせた音)」、「Reverb(残響音)」を作り出す、

変化させるエフェクトだからですね。

 

そして、「Delay」と同様に、

「Reverbをかける」、「Reverbのプラグインを挿す」、というのは、

原音に、「残響音」を作る、加えるということになります。

 

 

それでは、「Reverb」がかかっているとどういう音になるのか

聴いてみましょう。

今回も、スネアの音を使って、

「Reverb」がかかっているもの、かかっていないものを用意しました。

早速、実際に聴いてみましょう。

 

まずは、「Reverb」がかかっていないスネア。

 

 

次に、「Reverb」かかったスネア。

 

「Reverb」は、Logic Pro X付属の「ChromaVerb」を使用し、

画像のような設定にしています。

 

スネアの音に、少し広い場所で響いているような

残響音が加わったのがわかります。

 

 

次に、スネア (原音)を除いた「Reverb」だけの音を聴いてみましょう。

 

「Reverb」そのものの音がどういうものなのかわかりますね。

 

 

「Reverb」にも細かな設定ができるようになっていて、

壮大なイメージの曲には、「Reverb」を深くかけて、壮大さを表現したり、

エフェクティブな音として使いたい時に、

わざと「Reverb」を深くかけて使用する、

少しトリッキーな使い方もできます。

 

その一例としてさっきより、「Reverb」を深くかけたものを聴いてみてください。

 

「Reverb」の設定は、画像の通りです。

 

現実にはなかなかないような響き方をしていますよね。

このような、現実味がない音があると、

壮大な世界観や神秘的な曲を表現できたりします。

逆に、最初に聴いていただいたようなあまり響きがない「Reverb」ように、

今まで生活してきた中で、身の回りで聞いたことのあるような、

現実味のある響きの「Reverb」を使っていくと、

身近に感じれる曲や聴き手側にうったえかけるような曲な、

メッセージ性が高い曲にすることができるかもしれませんね。

 

 

「Reverb」を使って、自分の表現した世界観、想いを、楽曲の一部として、

聴き手側に伝わるような素晴らしい楽曲を作っていきましょう。

 

 

 

RYOTA

エンジニアとは何か?

エンジニアやってますと言われたら、一歩構えてしまいますよね。


その次に聞くのは、「どういうお仕事なんですか?」


頭の悪い僕はこのような質問になってしまいます。


実はエンジニアにも様々な種類があり、システムエンジニア、インフラエンジニア、ネットワークエンジニア、Webエンジニアなど、業界によって多様です。


そもそもそもエンジニアとは、「工学(エンジニアリング)に関する専門的な知識やスキルを持った人材」を指し、日本では「技術者」とも呼ばれます。


現代では、インターネット関係のITの専門知識やスキルを備えた「ITエンジニア」が活躍しています。




さてさて、音楽でいうところのエンジニアは、レコーディングエンジニア、サウンドエンジニアなどと呼ばれますが、具体的にどういう仕事をしているのかまではなかなか一般的には知られていません。



今日は、当スクールのサポートであるDavolとAYAの紹介をしながら、このエンジニアの仕事を紐解いていこうと思います。

Davol

当スクール開講当初からサポートして頂いているDavolは、ミキシング・マスタリングエンジニアとして活動しています。



彼がエンジニアで参加している主なレーベルは、Spinnin’ Records、Protocol Recordings、Revealed Recordings、Armadaなど、世界を代表するエレクトロニックダンスミュージックの主要レーベルばかりです。




ミキシングとは何か?



車の製造に例えられることがよくあります。



完成した楽曲は、多くの音源が重なることになりますよね。

ドラム、ベース、シンセ、FX(効果音)、ボーカルなどなど。



それらの音同士の音量バランスを整えたり、音色を変えたり、定位を整えたりするのがミキシングです。



プラグインでいうと、EQやコンプレッサー、リミッターを使うことから、リバーブやディレイなどの空間系エフェクトを使って作業することまで様々な部分を指します。



車の部品それぞれを正しく組み立てて正常に走られるよう確認するように、楽曲の個々のパートを1つの音楽としてまとめるイメージですかね!


では、マスタリングとは何か?


そんな車を、ピッカピカに洗車して完璧なものに仕上げるイメージです!



ミキシングの終わった楽曲の音響要素を調整し、すべてのシステム、メディアフォーマットで最も効果的に再生されるようにします。



レコーディングスタジオでも正しく聴こえ、スマホのスピーカーやカーステレオでも正しく聴こえるよう最適化する作業です。



つまり、マスタリングが最終工程ですね!





AYA (Alex Stoffa)



当スクールにサポートとして入って頂いているAYAも同様に、ミキシング・マスタリングエンジニアとして活躍しています。


彼の主なジャンルはTrap、Dubstep、Future Bassなどのベースミュージックと呼ばれるジャンルで、近年はSkrillexやMarshmello、Diploなどによって世界的に浸透している新しいエレクトロニックミュージックです。


彼の実績は、プロデューサーとしての活動も行う彼自身のトラックが示しています。





楽曲制作は、作曲だけでなくこういったエンジニアリングも重要な作業となります。



しかし、それらを全て理解し習得するのはとても時間がかかる作業です。



当スクールは、レッスンで磨き上げた楽曲を彼らのようなプロフェッショナルなエンジニアによるエンジニアリングのもと、素晴らしいクオリティに引き上げるためのサポートを致します。



無意識のうちに作り上げてしまう海外の楽曲クオリティの高さに対するコンプレックスを、僕たちとともに打ち破りましょう!




講師 GINPEI