みなさんこんにちは!
今回は、ボコーダーを比較していこうと思います。
DAW付属のものや各会社から多くのボコーダーがリリースされていますが、
・VocalSynth 2
・Manipulator
を音と共に比較しますので、導入の参考になれば幸いです。
使用するボーカル素材はこちらです。(Splice)
ボーカルとボコーダーにリバーブのみの処理となっています。
Vocal Solo (Reverbあり)
iZotopeは、マスタリングツール「Ozone」や音声編集ツール「RX」などで有名ですが、ボコーダーの「VocalSynth 2」もとても有力です。
VocalSynth 2 GUI
画像のようなGUIで、「Biovox」「Vocoder」「Compuvox」「Talkbox」「Polyvox」の5つのツールで音作りができ、シンセのオシレーターのようにボコーダーにとどまらない、幅広い音作りが可能です。
多くの海外アーティストが使用していて、HardcoreやDubstepなどで有名なKayzoは、自身の作曲風景を撮影しながら、VocalSynth 2を用いてボーカルのサウンドデザインをしていると言っています。
VocalSynth 2 Solo (Reverbあり)
「Infected Mushroom – Manipulator」です。
Infected Mushroomは、プロデューサー/DJとしても有名で、来日したこともあり、世界トップクラスのアーティストです。
その彼らがボコーダー「Manipulator」をリリースしています。
Manipulator GUI
ManipulatorはThe ボコーダーというサウンドで、ボコーダーサウンドがほしいという方は、Manipulatorがおすすめです。
画像下のモジュレーターツールで、音を自由に変化させることができます。
こちらも多くの海外アーティストが使用しており、Zeddのボーカルサウンドは、Manipulatorを用いたサウンドデザインのようです。
Manipulator Solo (Reverbあり)
どちらのボコーダーも持っておいて損はなく、楽曲やセクションによって使い分けると楽曲アレンジの幅が広がります。
ダンスミュージックでは、半数以上の楽曲にボコーダーが使われているのではないかというくらいに使用頻度が高いプラグインだと思いますので、ボコーダーを持っていない方、DAW付属のボコーダーでは物足りなくなった方は、これらのボコーダーの導入はいかがでしょうか!
RYOTA
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