みなさんこんにちは!
今回は、先日リリースされたCableguys「ShaperBox 3」、その中の「VolumeShaper 7」についてご紹介いたします。
「ShaperBox」は、DAWでプラグインとして立ち上げ、「ShaperBox」内でお好みのプラグインを組み合わせて使うことができるマルチなプラグインです。
「ShaperBox」内で組み合わせることができるプラグインは、「Time」「Drive」「Noise」「Filter」「Liquid」「Crush」「Volume」「Pan」「Width」です。それぞれユニークなエフェクトをかけることができ、単体でも使用することが可能です。
「ShaperBox 3」全部入りを購入すると「€301/$301」で、現在ブラックフライデーセールで「€69/$69」となっています。
VolumeShaper 7
「VolumeShaper 7」単体の購入は「€29/$29」。前バージョンのVolumeShaperからのアップグレードは「€10/$10」となっています。
「VolumeShaper 7」は、EDMには欠かせないサイドチェイン(ダッキング)ができるプラグインです。
サイドチェイン用のプラグインと言えば、「Nicky Romero – Kickstart 2」や「Xfer Records – LFOtool」が有名です。
「Kickstart2」は、Nicky Romeroという印象が強いですが、大元の会社は、今回ご紹介する「VolumeShaper」と同じ会社の「 Cableguys」です。
そうです、「Kickstart」は「VolumeShaper」をもとに、より簡単に操作できるよう作られたプラグインです。
そのVolumeShaperがいよいよアップグレードされ、「7」になりました。
アップグレードの目玉は「オーディオトリガー」の機能が装備されたことです。少し前にKickstart 2に追加された機能がVolumeShaperにも追加されました。
・Easiest ever sidechain editing
さまざまな形のサイドチェインをより作りやすくなっています。
・Click-free lookahead smoothing
Lockaheadの調節が各ポイントで可能になり、急激なサイドチェインカーブを描いた際にもSmoothを調整することで、「プツッ、コツッ」というクリックノイズを回避することが可能です。
・Follows any rhythm
オーディオをトリガーとして設定できるようになり、ドラムループなどに対して、トランジェントごとにサイドチェインのかかり方をコントロールすることが可能です。
・Triggers from any track
オーディオ(Kickなど)をトリガーにすることにより、どのようなリズムの楽曲でも、しっかりサイドチェインをかけることが可能です。
・External sidechain view
トリガーにした波形をVolumeShaper内で見ることが可能です。例えば、キック波形の目視が可能なことで、どのくらいサイドチェインをかけると良いのか、判断しやすくなります。(Kickstart2にも同機能あり)
今回のアップグレードで、「VolumeShaper」はサイドチェインに必要なすべての機能が揃っているプラグインになったのではないでしょうか。
Kickstartをすでにお持ちの方でも、さらに細かなサイドチェインのコントロールを必要とされている方は、「VolumeShaper 7」でネクストレベルなサイドチェインをお試しください。
RYOTA
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