みなさんこんにちは!
今回は、ひとつのコード進行から複数のパターンを作り、楽曲のアレンジに取り入れていきます。
コード進行は、「C | D | Em | G (Key=G major)」です。
C | D | Em | G
C | D | Em | G
1 ) リズムを考える
基本となるコード進行は、1小節ごとにコードチェンジしているだけなので、リズムを考えます。
パターン1
パターン1
パターン2
パターン2
これらの例以外にも様々なパターンがあるので、好きな楽曲などを聴き、どのようなパターンがあるか参考にしましょう。
2 ) コードからアルペジオを作る
コード進行の和音を分解し、1音1音演奏するようにし、アルペジオを作成します。
まずは、アルペジオで演奏したい音色を選びます。あとで変更することも良いでしょう。
基本のコード進行のリージョンをコピーし、音源を変更していきましょう。
今回は、このような音源を選んでします。
ここから以下の画像のように、1音1音、発音するタイミングをズラしていきます。
4小節目のGコードの箇所のように、コードに含まれる音以外の音を入れると単調にならず、世界観が広がります。
Gコードは「G音, B音, D音」で構成されますが、Gコード構成音以外の「A音, F#音」を弾いています。
アルペジオ (Arp)
アルペジオ (Arp)
3 ) アルペジエーターを使用する
アルペジオを自分で考えるのも良いですが、アルペジエーターを使うと簡単にアルペジオを作ることができます。
Arpeggiator
アルペジアーターを使用したいトラックのチャンネルの「MIDI FX」から
「Arpeggiator」を選択します。
Arpeggiator
今回は、アルペジエーター用にまた違うシンセを選びアルペジエーターを適応しました。
Arpeggiator未使用
Arpeggiator使用
1-3までを組み合わせるとこのようになります。(EQの処理含む)
1-3
そして、このコード進行とピアノのバッキングパターンに沿ったベースを追加します。
コード進行が「C | D | Em | G」なので、ベース音は「C | D | E | G」になります。
Bass
Bass 「C | D | E | G」
1-3 + Bass
これらにドラムを追加します。
Drums
すべてのシンセにサイドチェインをかけ、ドラムと合わせます。
1-3 + Bass + Drums
これらに、メインのメロディなどが加われば完成です。
今回は、ボーカルチョップを加えています。
1-3 + Bass + Drums + Vocal Chops
ひとつのコード進行から楽曲を成り立たせることができます。実は惜しいところまで出来ていて、もうひと工夫で、より良くなる楽曲をあなたは作れているのかもしれません。
RYOTA
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。