MIDIサンプルを使おう -1-

        

みなさんこんにちは!

今回は、サンプルパックなどに入っている「MIDIファイル」の使用例をみていきましょう。(前編後編)

サンプルパックをダウンロードして、オーディオサンプルやプリセットはよく使っているけど、MIDIファイルは使い方がイマイチわからないから使っていない、という方も多いのではないでしょうか。

                  

もったいない!

      

このMIDIファイルには、あらかじめメロディーやコードなどのMIDIデータが入力されており、DAWに取り込むだけで、音色は自分の好きなものに変更でき、入力されているメロディやコードを演奏することができます。

また、そのMIDIファイルからアイディアを得て、自分のアレンジを加えていくことで、オリジナルのメロディなどに作り変えることもできます。

             

                   

以前にも紹介したCymatics社のMilleniumに入っているMIDIファイルを使用していきます。(前回のブログ”キックとスネアのレイヤー“)

      

アカウント登録をするだけで、フリーダウンロードできるサンプルパックが多くあるので、是非ダウンロードしてみてください。

     

    

選んだMIDIファイルは、「Cymatics – Millenium MIDI 11 – A Min」です。

      

     

Logic Pro Xの場合、MIDIファイルをドラッグ&ドロップで直接DAWに入れることができます。

Logic Pro XにMIDIファイルを取り込むとピアノのチャンネルストリップが自動で立ち上がります。

      

    

自動でピアノのシンセが立ち上がり、EQ・コンプ・ディレイのプラグインが挿入されます。

     

     

Logic Pro Xはデフォルトで自動的にプラグインが挿入される設定になっているので、そのプラグインが必要か不必要かを聴いて判断し、不要なものはできる限り取り除いていきましょう。

                     

読み込んだMIDIファイル (Key=Am)

   

     

このMIDIファイルひとつからこのようなドロップが完成します。

     

完成音源 (Key=Am, BPM=145)

     

気に入ったMIDIファイルをDAWに読み込んだら、次の手順で進めていきしょう。

   

   

    

1 ) MIDIノートを整理しよう

    

読み込んだMIDIファイルにもよりますが、今回のMIDIファイルのように、各MIDIノートに強弱があり、MIDIノートの長さも違う、実際に弾いた生演奏のようなMIDIファイルがあります。

この場合、違うシンセで演奏した時に、音が途切れてしまったり、音が狙い通りに演奏されなかったり、不都合なこと起こる可能性が高いです。(生演奏感やこの強弱を求めるアレンジの場合、逆にこの強弱を活かしましょう。)

    

そこで、MIDIノートのベロシティ・長さを調節します。

このように変更しています。

    

     

・すべてのベロシティを統一

・メロディのMIDIノートが被らないように調整。メロディのアレンジ。

・1音ずつアルペジオのように演奏されていたコードを小節の頭から同時に発音させるよう修正

     

MIDI変更後

     

MIDIノートのベロシティを一気に統一させる方法や、MIDIノートの長さを均一にする方法のショートカットキーなど、作曲を効率良く進めていくためのTipsはこちら。(Logic Pro X便利機能 5Tips)

    

    

これで実際に曲に使っていくMIDIの準備ができました。

次回のブログで、このMIDIを使用してドロップを作っていきます。

それでは、またお会いしましょう!

    

   

      

RYOTA

Vocal Chops -1-

          

みなさんこんにちは!

          

今回は、KygoやMarshmelloからONE OK ROCKなど、様々なジャンルの多くのアーティストが取り入れている、

「Vocal Chops (ボーカルチョップス)」を作っていきましょう。(前編後編)

※ボーカルカットアップと言われることもある。

     

言葉としてはあまり聞いたことがないかもしれませんが、

音で聴いてみると聴き馴染みのあるものだと思います。

少し敷居が高い、難しいそう、やり方がわからない、と感じていた方は、

これを機に、Vocal Chopsを使いこなしていきましょう。

   

      

     

まずは、完成されたものお聴きください。(Key=Cメジャー、BPM=110)

     

     

聴いてみるとわかるように、ボーカルのいち音いち単語を使ってメロディを奏でているものがVocal Chopsです。

    

    

    

1 ) メロディを考えよう

     

まずは、Vocal Chopsで使う大元となるメロディを考えましょう。

ここでは、みなさんがいつもメロディを考えているやり方で構いません。

最初は難しいかもしれませんが、Vocal Chopsになるイメージをしながらメロディを考えるとうまくいきやすいです。

(ここのメロディは、こんなかんじで発音してーーーなど。)

Vocal Chopsにする前は、このようになっています。

     

        

    

     

      

2 ) Vocal One Shotを選ぼう

       

1 ) で考えたメロディに当てはめるVocal One Shot (歌中のボーカルのいち音いち単語を切り取ったもの) を選びます。

この選び方は、2パターンあります。

        

1. サンプルパックなどに入っているVocal One Shotを使う。

2. アカペラから切り取る。

       

今回は、1の方法で進めていきます。

     

2のポイントは、

・長い音符のところを使う

・母音 (あいうえお) を使う

     

このふたつのポイントを基本に持っておけば、うまくいきやすいです。

   

選んだVocal One Shotは、この3つ (A, B, C) です。 

         

A

       

B

    

C

       

この3つを選んだ理由は、それぞれソロで聴いて、

これでうまくいきそうかな、というアバウトなイメージです。

一度試してみて、うまくいかなかったら違うワンショットに換えれば大丈夫です。

直感で「良さそう」と思ったものを選んでみましょう。

   

  

   

3 ) Vocal One Shotの音を調べよう

   

選んだワンショットをDAWに取り込みます。

   

      

この段階で、それぞれのワンショットがどの音 (ドレミ) でなっているのか、確認する必要があります。

どの音なのかわからない方は、Logic付属の「Tuner」を使いましょう。

ワンショットのオーディオを入れたチャンネルにTunerを挿し、

ワンショットを再生すれば、そのワンショットがどの音なのか判別してくれます。

        

    

    

使用したワンショットは、A=ド#, B=ド, C=ドでした。

  

  

  

3 ) Vocal One Shotをサンプラーに取り込もう

   

3つのワンショット全てを選択し、新規サンプラートラックに変換します。

    

   

「ゾーンの作成元」は、リージョンを選びます。

「EXSインストゥルメント名」は、Vocal Chopsにしました。(何でも構いません)

   

   

すると、新しいMIDIトラックができます。

   

     

そして、現段階では、C0にAC#0にBD0にCに配置されています。

      

    

これでは、メロディを弾くことができません。

(この3つの鍵盤でしか音が鳴らないため)

最初に考えたメロディをそのまま、このワンショットたちに奏でてもらいたいので、

サンプラーで設定する必要があります。

   

   

今回はここまでです。

続きは、次回「Vocal Chops -2- 」でお会いしましょう!

お楽しみに!

  

  

   

RYOTA

音楽制作をスピードアップさせる6つのコト。

皆さん、音楽制作は捗っていますか?
今回はタイトルの通り、音楽制作スピードを上げるための6つの方法をAdam Smithが紹介しています。
 

サンプルを整理する

 

 
制作でまず使わないことはないサンプル。
これは誰しもが持っていると思いますが、持ち方はそれぞれ。
ゲットしたサンプルパックをパッケージのまま保存していたり、ドラムやシンセのワンショットなど種類ごとにフォルダを作って保存していたり、もしくはSpliceやLoopcloudなどのサンプルオーガナイズアプリケーションを使用して保存するか。
個人的には、僕自身も使っているSpliceをオススメします。
Spliceで手に入れたサンプルのみを整理できるので契約者しか使うことはできませんが、ダウンロードしたサンプルが自動的にタグ付けされるため、求めているサンプルを素早く検索することが出来ます!
 

使わないサンプルやプラグインを削除する

 
 
作業スピードを上げるためには、判断が素早くなる必要がありますよね。
選択肢の中にほとんど使わないサンプルやプラグインがたくさん存在すると、リストから本当に求めているものを見つけ出すのに時間がかかってしまいます。
それだけでなく、コンピュータの容量も少なくなるとパフォーマンスに影響が出るため、これまたスピードダウンの原因に。
常に新しいサウンドを探す習慣と、手に入れたけど全く使っていないようなサウンドを断捨離する習慣の両方を意識できると良いってことですね!
 

マニュアルを読む

 
 
原点に立ち返る感じですね。
僕は本来マニュアルを読まない派です。ですが、だからこそ経験から痛感していることは、マニュアルを読むことで「こんな簡単にできる方法があったのか!」という今まで無駄に行なっていた作業に気付くことです。
家具とかを組み立てる時、マニュアルを読まずにある程度組み立ててから「ここのネジ一旦緩めに締めておかなきゃいけなかったやつじゃん…解体してやり直しじゃん…。」なんてことをよくやります。あれほど自分のせいで時間を無駄にする瞬間はありません。笑
音楽制作も同じで、回りくどく行なっていた作業が既存のプラグインの機能を利用することで簡単に実現できたなんてこともよくあります!
 

DAWのショートカットキーを学ぶ

 
 
これは言わずもがなですね!
ショートカットを覚えることで一つ一つの作業をスムーズに行うことはスピードアップに繋がります。DAWソフトの機能を理解し始めた頃は、それらがどのキーボードに適用されているかを覚えるのは大変です。
例えば、スペースキーが再生ボタンであると覚えたとしても、画面上の再生マークが目に入ればそちらにマウスのポインタを運びクリックするクセを脱却するのは意外と難しいです。
最初はショートカットキーを使って作業することの方がいつもより作業スピードを落とすことになってしまいます。ですが、ショートカットを一度覚えてしまえば格段にスピードアップが見込めますので、めげずに頑張りましょう!
 

チェックリストを作成する

 
 
作業する上での「やることリスト」ですね。
普段の楽曲制作の中で必ず行うことをリスト化しておくのです。そうすれば、欠かさず行う作業を頭で覚えておく必要はないし、その分自分は新たなクリエイティブ要素の考察に時間を割くことができます!
以下でチェックリストの例をご紹介します。
 
・BassにKickとSnareのサイドチェーンをそれぞれ追加している
・各ソフトシンセのFXから不要なReverbをバイパスしている
・Drumsだけでも踊れるビートになっている
・KickとSubだけで聴いて音量バランスが取れている
・各パートで主役となる音が明確に存在し、複数の音が喧嘩していない
・オートメーションデータがズレていない
・全てのトラックにおいて、不要なLowをEQでカットしている
・5つ以上プラグインを挿したら一旦全てバイパスし、元のサウンドと比較する
 
などなど、自分だけがわかるチェックリストで良いので、とにかく具体的にたくさん残しておくと良いと思います!
 

携帯とネットの電源を切る

 
 
受験勉強時代を思い出します。
どんな作業においてもスマホとインターネットは僕らの大事な時間を奪い取ります。音楽制作では、他の楽曲を聴いてインスピレーションを受けるためにYoutubeやSoundcloudを開くことはあると思いますが、少し気を抜けば別の動画を開いたりAmazonで欲しいものを探したりして無駄な時間で1日を終えかねません。
集中するためには集中を阻害するものをそもそも排除するのがベストってことですね!
 

まとめ

 
音楽制作に費やせる時間は人によって様々だと思いますが、丸1日を音楽だけに費やせる人は少ないと思います。大抵は仕事や用事が全て済んだ後のわずかな時間で音楽を行うことが多いですよね。
その貴重な時間を最大限活用して音楽制作を充実させるために、今回の6つのことを是非みなさんも試してみてください!
 
GINPEI

Cymatics × San Holoから音楽制作を学ぶ!

皆さんこんにちは!
先日、Electronic Music系統のサンプルでお馴染みのCymatics社がSan Holoとの対談を公開しました。
EDCやTomorrowlandなど、名だたる世界のフェスティバルでメインアクトを務める彼が音楽制作への取り組みの姿勢について話しています。
 
今回は、Cymaticsの共同創設者であるSteven氏(@stevencymatics)のInstagram投稿を引用し、その内容をご紹介していきたいと思います!
 
 

San Holoから学んだ3つの音楽制作TIPS

 

“以下は、私がSan Holoを知ることで得た3つのことです。
彼の楽曲制作のプロセスは、どんなプロデューサーにとっても価値のあるものだと思います。”
 
 

1.音楽をシンプルに
 


“Sanの音楽は実に信じられないほどにシンプルです。しかしそれがそれほどうまく機能する理由でもあります。
彼は音楽に多くの要素を追加することはありませんが、彼が取り入れる音には非常にインパクトがあります!”
 
 

2.サウンドの選択は、ユニークさを求める上で重要
 


“Sanは必ずしも最高品質のサウンドを探しているわけではありません。
彼は殆どのプロデューサーが悪いとさえ言いそうな風変わりなローファイのサウンドが大好きです。しかし、そう言ったサウンドを追加していくことが彼の音楽をユニークにしているのです。”
 
 

3.楽器の演奏を習得すると、音楽に大きな効果が得られる
 


“Sanがギターやキーボードからトラック全体を作っているのを見るのは感動的でした。
私のトラックの殆どはMIDIで描くことから始まりますが、スタジオでSan Holoを見た後は楽器の演奏を理解することから多くの魔法が生まれることに気付きました。”

 
どのポイントもとても重要なことですよね!
音楽制作のプロセスは誰しも自分の中で定番化していくものだと思いますが、そんな中で薄れていく意識を思い起こさせてくれる内容のように感じました。
 
例えば音楽をシンプルにするという意識は、迫力あるサウンドを追い求めるダンスミュージックにおいて真逆のアクションをとってしまう方も少なくないかと思います。(これは僕自身に言っています。笑)
 
僕はこれまで当然のようにクオリティの高いサンプルを選ぼうとしていましたが、普段の自分なら絶対に選ばないものを敢えて切り捨てることなく取り入れることによって、新しい自分を発見するきっかけになるのでは!?
 
最後に、楽器を弾けない僕にとって3つ目のポイントは自身の潜在的な可能性を広げるもっとも重要なことだと感じました。
MIDIは作曲に革新をもたらしたことは間違いありませんが、楽器を奏でることで生まれる音楽は何よりも直感的ですし、音と素直に向き合うことが出来ますよね!
 

最後に

 
こんな素晴らしいセッションを実現してくれたCymaticsとSan Holoを是非とも皆さんもフォローしてください!
 
Cymatics @stevencymatics @drewcymatics

 
San Holo @sanholobeats

 
GINPEI

ビルドアップのスネアにちょっとだけ工夫を加えてみましょう。

 
 
EDMにおいてビルドアップは、メインへの高揚感を演出する上で欠かせません。
今回は、ビルドアップの主役とも言えるスネアドラムに焦点を置いて解説していきます!

 

  

 

まずはリズムを作る

 

最初に、このビルドアップで使用するスネアのサウンドを聴いてみましょう。

 

使用するスネアの波形

これをスタンダードなビルドアップのリズムに構築します。
 

8小節のビルドアップスネア

 
こちらが完成したスネアビルドアップのリズムです。
最後の1小節は音が抜けるようにしています。ここで声などを入れてくる曲がよくありますね。
 

 
 

ピッチを上げていく

 
次は、スネアのピッチを徐々に上げていきます。

今回、僕が使ったプラグインはWaves社のSoundShifter Pitchです。


 
これを使用し、ピッチが上がるようオートメーションをプログラムします。
後半の4小節からのスネアのピッチの上がり方に注目してみてください。
 

オレンジ色の線がピッチシフターのオートメーションです。

 
 

リバーブをかける

 
次は、リバーブをかけて徐々にトラックに響きを加えるようオートメーションを書きます。
 
僕が使ったプラグインはValhalla DSP社のValhalla Roomです。
これはサウンドの空間を変えるリバーブプラグインです。
EDMのプロデューサーにユーザーが多いことで有名ですね。

サウンドはこのようになりました。
 

リバーブのMIXを徐々に上げました。 
 

 
リバーブが入ると一気に高級感が出てきますね〜!
  
それだけでなく、リバーブが徐々に強くなることでサウンドの空間は広がるため、遠くで鳴るようになります。
それは、この後に来るメインパートがより力強く聞こえさせる錯覚を生み出すことにも繋がります。
  
 

LOWカットする

 
最後に、Lowカットしていきます。
余計な低音を取り除くだけでなく、サウンドをシャープにしていくことで、この後のメインパートにインパクトを与えられます!
 
EQを使ってシンプルなLowカットをしていくだけなので、画像は割愛します。
 

特に最後の2小節のサウンドがクリーンになりましたね。
 
  
 

おまけ

 
お好みでボリュームを下げていくのもアリです!
様々な曲でビルドアップ自体のボリュームが徐々に下がっていくものが多いですが、これもまた、この後のメインパートの迫力を際立たせるためのフリになっています。

 
 
今回はビルドアップのスネアに焦点を当てているつもりでしたが、オートメーションの重要性についての記事になっていることを書きながら思いました。

サウンドをたくさん重ねることも時には重要ですが、1つのサウンドをオートメーションを駆使して変化させていくことで、音楽全体を面白くすることもできます!
 
 

GINPEI

キーを理解しよう!Final

さあ、いよいよキーを理解する回がFinalを迎えました。


いや、キーを理解することって本当はもっともっと奥が深いことなのでFinalなんてことはないのですが、一つの区切りだと思ってください…!


さあ今回は、キャメロットシステムの画像を参考に解説してきたキーのややこしいことあれやこれやの最後の3項目



・ABCDEFGの正体



・Flat & Sharpの意味



・○A、○Bの意味




スッキリ理解できるよう1つずつ仕留めていきましょう!





今一度、キャメロットシステムの画像を確認しましょう。

画像の中にはABCDEFGのローマ字が散りばめられていますね。


「F」 Minorとか「D」 majorとか。


これらの正体は、実は僕らに馴染みのあるドレミファソラシなんです。



正式には、


ABCDEFG = ラシドレミファソ


です!!


ん???


なんかスッキリしないですね。


僕らの馴染みの響きに合わせると、


ドレミファソラシ = CDEFGAB


こんな感じです!



「C」は「ド」です。「D」は「レ」。「A」は「ラ」で、「B」が「シ」。



ということですね!



なるほど、この画像は英語表記なんですね!



そして、僕らがよく聞くドレミはイタリア語という!ちょっとした雑学が得られました。

次は、Flat & Sharpの意味です。



Part2の記事で紹介させていただいた通り、FlatとSharpはそれぞれ、




Flat = 半音低い




Sharp = 半音高い




という意味でしたよね!




この「半音」という言葉がピンと来なさすぎですよね。なんか音楽用語感がすごい。




半音というのは、ズバリ、自分から見て隣にいる鍵盤のことです。

私にとっての二人の彼は半音上と半音下の存在です!



つまり、黒鍵盤だろうと白鍵盤だろうと関係なく、とにかく隣にいる音を半音と呼ぶわけですね!



ピアノの鍵盤で見ると、各鍵盤はこのように表現されます。



Cから見ればC#であり、Dから見ればD♭。



黒鍵盤に関しては、どちらとも呼べるということになりますね!



これ、意外と混乱するところなんですよね。



あるキー検出ソフトではA#と表現されるのに、別のソフトではB♭となる。

なんてことが。



これが僕を混乱させました!笑




でもこれで解決です!そう!どっちも正しい表現なんですね!




さあ、いよいよ未解決の項目ラストです!!!!



◯A、◯Bの意味とは?





これは結論から言えば、DJをやっていない方にはあまり関係がない項目かもしれません。





というのも、これはとりわけDJの方にとって便利な表記方法だからです!





1A = A-Flat Minor




7B = F Major





という意味です。そのまんまです。




なぜわざわざこんな表記が含まれているのでしょうか?




それは、DJについて少し知る必要があります。




DJの方が行うミックスと呼ばれるもの、曲から曲へかっこよく綺麗に繋いでいくアレですね。




アレって、曲と曲のキーの相性が良いとやっぱり素晴らしくかっこよく決まるんですよね!




良いミックスの条件は、必ずしもキーの相性が良いことだけではありませんが、とても重要な要素の一つです。




キャメロットシステムの画像自体、そんなDJの方のための相性キー早見表でもあります。





でも、観客の視線を独り占めし、フロアをロックしながらの選曲中にこの画像をいちいち見る訳にもいかないですよね。




となると、この画像のキーの相性を覚えておかなければいけません。





いやでも覚えるの大変!!!





そんな方は、楽曲のタイトルの頭部分にこの4Aとか11Bとかを記入しておくんです!





そうすると、フロアロックしてる最中でもDJはタイトルリストを見るだけでキーの相性を確認できます!!






「えーっと、今流してる曲は12Aか。じゃあ次は隣り合ってる11Aか1Aか12B、もしくは同じ12Aだったら良い感じの相性だな、よしこれかけよう!」






って出来るんです!!






めちゃくちゃ便利な表記!!





でもやっぱり、DJをしていない方にとってはあまり関係ない部分かもしれませんね。笑












いかがでしたでしょうか?





ちょっと長くなりましたが、これでこの画像の意味は全て把握できたのではないでしょうか!





キーについては、この話だけでは収まらないくらい音楽制作において大切な分野の一つなので、これからもお話ししていこうと思います!




ご覧いただきありがとうございました!





講師 ぎんぺい

キーを理解しよう!②



前回の記事では、キーを予め決めて作曲を始めればメロディやコード作りがとっても捗ることをお伝えしました!


ではここで、今一度キャメロットシステムの画像を確認してみましょう。






C MajorやA-Flat Minorなど、こういうのをキーと呼ぶのですが、
この画像はそれぞれのキー同士の相性をグラデーションによって視覚的にわかりやすくしたものです。




例えばC Minorと相性が良いのは、
隣り合っているF Minor、G Minor、E-Flat Majorの3つ!





前回、わりとサラっとこの画像を出してしまいましたが、結構ゴチャゴチャで画面閉じたくなりますよね!笑





実はこれ、そんなに難しくないんです。




いろんな文字や記号みたいなものが集約されているので複雑そうに見えますが、
一つ一つの意味がわかれば抵抗感もなくなるはずです!







まず最初に、太文字で書かれている1A~12A、1B~12Bに注目してください。



そして、これらを一旦完っ全に無視してください!笑


もちろん後で説明します!笑
一旦スルーしといた方が文字情報が減ってわかりやすいと思います(^-^;)







というわけで、その他の記号を一気に解説しますね!




まず、円の外側と内側の記号を比較して見ていただくと、外側はみんなMajor、内側はみんなMinorと書いてあります。




このMajorとかMinorって何なのか?




色んな有識者方に怒られる覚悟でかなり大雑把に言うと、、、




【Majorは明るい、Minorは暗い】




って意味です!


Majorキーの楽曲は明るい、陽気、ポジティブみたいな感じがする音楽で、
Minorキーの楽曲は暗い、クール、かっこいいみたいな感じがする音楽です。









これでこの表の半分くらいの文字数は消化しましたね!笑



次は、CだのGだのAだのと書いてある謎のアルファベットたちですね!



彼らは、この表だとバラバラな感じに散らばっているのでわかりにくいのですが、存在しているのは




A、B、C、D、E、F、G




だけです!








ここまででわかったことをざっくりまとめると、



「とりあえずABCDEFGのそれぞれ明るいバージョンと暗いバージョンで12種類ずつ存在してんじゃね?合わせて24種類あるんじゃね?○Aとか○Bは一旦無視じゃね?」



です!




しかし!



勘が良くなくてもお気付きの方ばかりかと思いますが、ABCDEFGって7種しかないのに12種類あるのおかしいですよね?




そうなんです。




Flat、Sharpとか言う謎の存在がMajorとMinorにそれぞれ5種類ずつどさくさに紛れてるんですよね。




このFlatとSharp、ここまでの情報量を理解した私たちにとって今詳しく知る余裕はあまりありませんので、一言だけで説明します!(詳しいことは今度お話ししますね!)




Flatは半音低い、Sharpは半音高い




です!(半音の意味も一旦後ほど説明しますね。笑)



つまりF MinorもいてF-Sharp Minorもいますが、これは似て非なるものってことなんです!





まとめ


・円の外側はMajor(明るい)キー、内側はMinor(暗い)キー


・アルファベットたちは、ABCDEFGのみ存在


・Flatは半音低い、Sharpは半音高い






今日はここまで!



そして次回、


・ABCDEFG ~彼らの正体は?~


・Flat & Sharp ~解き明かされる秘密~


・○A、○B ~のっけから無視された彼らの存在理由~



を解説していきたいと思います!!

キーを理解しよう!

今日は、音楽制作において知っておくととても便利なキーについて解説していこうと思います!

キーを理解していれば、楽曲の中で使用できる音が分かるため、納得のいくメロディやコードを作りやすくなります。

どういうことか、まずはこちらの画像を確認しましょう!

キャメロットシステム


全ての音楽にはキー(=主音)があります。

そして、そのキーの中では使っている音がそれぞれ決まっています。

例えばこの画像の左下にあるC Major。


C Majorの音楽で使われている音は、

ド レ ミ ファ ソ ラ シ

です。


つまり、C Majorの音楽を作るときは ド レ ミ ファ ソ ラ シ のみを使えば、間違いなくC Majorの音楽になると言えます。

なるほど決まっているんですね!どんな音楽でも使ってる音(鍵盤と言った方がわかりやすいかな?)っていうのが決まっているんです!


ということは!

キーを予め決めて音楽を作り始めれば、始めから使うべき音(=鍵盤)が決まっているようなものです!笑

つまり、音楽の中でも最も重要な部分を占めるメロディやコード、ベースラインなどがラクラク作れます!