ValhallaSupermassive

     

みなさんこんにちは!

       

今回は、実用的すぎるフリープラグインValhalla DSPValhallaSupermassiveを紹介します。

このValhallaSupermassiveは、ディレイにもリバーブにもなるという優れものかつフリーということで、ゲットする以外に選択の余地はありませんね。

           

ValhallaSupermassive

    

        

このValhalla DSPというプラグインメーカーは、ダンスミュージック制作などで有名なリバーブプラグイン「ValhallaRoom」「ValhallaVintageVerb」のメーカーです。

海外プロデューサーのチュートリアル動画などで、見たことがある人も多いのではないでしょうか。

すべてのプラグインが$50均一、セールを一切行わないプラグインメーカーとしても有名です。

ちなみに、このValhallaという名前は、北欧神話の中の、神オーディンの宮殿、勇敢に戦い死んだ戦士を向かい入れる場所の名前で、映画やドラマなどにも登場し、神秘的なイメージから個人的にとても好きです。

    

ValhallaRoom

      

ValhallaVintageVerb

    

      

ValhallaSupermassiveは、通常のディレイ・リバーブの効果も得ることができますが、現実にはない異世界な空間を再現してくれます。

左下の「MODE」でかかり具合が変わる8種類のモードを選択でき、このモード名が天体にちなんだ名称になっています。オシャレですね。

      

Gemini (ふたご座)

Hydra (冥王星の第三衛星)

Centaurus (ケンタウルス座)

Sagittarius (射手座)

Great Annihilator (輝線の起源のひとつ?)

Andromeda (アンドロメダ)

Lyra (こと座)

Capricirn (山羊座)

          

効果はそれぞれでまったく変わるので、好みのMODEをお選びください。

次に、右下にある「PRESET」がおもしろく、思ってもみない効果を得られます。まずはこのPRESETから良さそうなもの選び、微調整していくという使い方もとても良さそうです。

      

今回は、スネア、ギター、ボーカルにValhallaSupermassiveを使用したので、効果をお聴きください。

    

    

     

SNARE

      

Snare Dry

         

Snare Wet

        

PRESETの「Bright Room」を選び、MIX (混ざり具合を決めるツマミ)を調整しています。

基本的なリバーブがかかる設定になっています。

       

    

      

    

GUITAR

     

Guitar Dry

      

Guitar Wet

       

PRESETの「Reverse Eighth-note」を選び、MIXを調整しています。

8分の1音符のリズムで、リバースされたようなディレイとリバーブがかかるおもしろい設定になっています。

                 

   

   

    

VOCAL

    

Vocal Dry

    

Vocal Wet

      

PRESETの「Massive Vocal」を選び、MIXはそのままの100%にしています。

※ボーカルのみインサートではなく、センドに送る設定です。

      

これひとつで、ディレイとリバーブがかかる設定で、とてもいい感じに混ぜることができています。

         

      

     

こうしてみるだけでもValhallaSupermassiveとても使えそうです。フリーのレベルを超える高品質な空間系プラグインです。

プリセットにはこの他にも、FX的な効果を得られるものあり、新たなアイディアを得ることができそうです。

このValhallaSupermassive、是非試してみてください!   

      

        

        

RYOTA

【神アプデ】Logic Pro X 10.5から便利な機能を紹介。

こんにちは。
この度新しくAppleのLogic Pro Xがver 10.5にアップデートされ、機能も大幅に刷新されました。
 
これまでのLogic Proの弱点を見事に克服し、他DAWソフトの美味しい機能までもごっそり持ってくるAppleの脅威を感じるアップデートでした…!
 
というわけで、今回はDTM初心者の方にとって非常に使いやすくなったLogic Proの新機能をご紹介しようと思います。
 

Quick Sampler (旧EXS-24 Sampler)
 


 

Quick SamplerはLogicに新たに導入されたサンプラーです。
サンプラーとは簡単に言うと「好きなサンプルを読み込んで演奏するための楽器」です。
サンプラー自体は楽曲制作ソフトでは欠かせない楽器の一つでもあるので以前から存在はしていましたが(EXS24 Sampler)、なにぶん初心者の方にはグラフィックや読み込み手順の観点から小難しい印象を与えるものでした。
 
今回のQuick Samplerは文句なしといったシンプルさです!
サンプルを読み込んで演奏するまでの流れを動画にしましたので是非ご覧ください。
 

 
ご覧のようにサンプルをトラックまでドラッグするだけでQuick Samplerが立ち上がり、すぐにMIDIで打ち込むことが出来るようになります。
 
今までドラムサンプルを直接貼り付けてビートを作っていた方も多いと思いますが(僕もそうでした)、このシンプルな方法のおかげでよりビートの構築への準備が短縮されるため、イマジネーションが沸いたらすぐに作業に取りかかれますね!
 

Drum Machine Designer
 

 

先ほどのQuick Samplerと見た目が似ていますが、こちらは複数のサンプルを登録してビートを作ることができます。
 
こちらも動画で見ていただくとわかりやすいと思いますので以下をご覧ください。
 

 
最初のサンプルを読み込むところはQuick Samplerと同様ですが、選択項目をDrum Machine Designerにします。
そうすると最初のサンプル(今回だとキックの音)が読み込まれた状態のDrum Machine Designerが立ち上がり、次からはサンプルを画面上のパッドにドラッグするだけで音を16個まで追加できます。
 

 
こういったマシンの中央のパッドを押してビートを作っているのを見たことがありますでしょうか?
これがMac上のキーボードで簡単に行うことができます。
もちろんそれ自体は以前のバージョンでも可能だったのですが、今回のアップデートによって本当にシンプルかつ簡単に行えるようになりました。
 
さらにこちらをご覧ください。
 

 
パターンリージョンというものを作成することでこのように直感的にビートを作ることが出来ます。
この機能はFL StudioというDAWソフトにあったものですが、見事にAppleはその機能を実装した形です。
 

まとめ
 

これまで「オススメのDAWソフトは?」と聞かれると迷うことが多かったです。
その理由として各DAWソフトにそれぞれの良い点があり、比較が難しいということがあったのですが、今回のアップデートによって少なくともLogic Pro Xをオススメする理由はかなり増えたと思います。
 
もちろん細かな機能でまだ他のDAWソフトに劣っている点なども見受けられますが、現時点でDAWソフト購入を考えていらっしゃる方はLogic Pro Xから始めるのも良いですね!
 

 
この記事投稿の2020年5月24日時点でAppleはLogic Pro Xのフリートライアルバージョンを配信しております。
製品版と全く同じものを90日間無料で試すことが出来るので、購入を迷われている方はこちらで試してみることをお勧め致します。
 
Apple Logic Pro X 公式

 
 
GINPEI

Spliceのサンプルを使用した楽曲制作

    

みなさんこんにちは!
      

今さら聞けない?今さら聞こう!聞きたい時に聞こう!

今回は、Spliceとは?、Spliceでどんなことができるのか、Spliceの使い方、特に「Spliceのサンプルのみを使った楽曲はどのうようなクオリティになるのか」をみていきましょう。

   

    

Spliceとは

     

楽曲制作をしているとよく聞くSpliceとは、複数あるサービスの総称です。

(Splice Studio, Splice Community, Splice Sounds, Splice Plugins, Splice Blogからなる)

その中でも、みなさんがイメージしている「Spliceのサンプルが〜」のSpliceは、このSpliceというサービスの中の「Splice Sounds」のことを指しています。

そして、このSplice Soundsから、サンプルをダウンロードしていくことになります。

「Splice Sounds」はサブスクリプション型のサービスです。

現在はプランが画像のように4つあります。

    

     

それぞれのプランで、月々(or年)いくら払い、「クレジット」というポイントのようなものが貰え、そのクレジットを使ってサンプルをダウンロードしていきます。

一番左のプランの場合、「月々$7.99支払いで100クレジットGet」というものです。オススメは、最安の100クレジットのプランです。最初のうちはどんどんサンプルをダウンロードして、クレジットを消費するかもしれませんが、次第にダウンロードするサンプルの数が減っていき、クレジットが溜まっていく一方になりやすいです。はじめは、100クレジットのプランにし、もっとクレジットが必要だと感じてから上のプランへアップグレードをオススメします。

※クレジットが残っていても解約以降クレジットを使用できなくなります。

     

Spliceの他のオススメのサービスには、プラグインやシンセを購入できる「Splice Plugins」というものがあります。

例えば、約2万円のシンセSerumを一括で買うのは厳しい。。。そういった時に、このSplice Pluginsがオススメです。

Splice Pluginsには、「Rent-to-Own」という、月々約1000円ずつ払っていき、全額の支払いが完了すると自分のものになるというサービスがあります。

途中でキャンセルすることもできるので、3ヶ月目(約3000円)でやっぱりこのシンセはいらないなと思ったら、残りの金額は支払わずにキャンセルすることもできます。

逆に、支払い額が残り約1万円になった時にまとめて支払い、自分のものにするということも可能です。

   

   

    

検索方法とダウンロード方法

    

Splice Soundsを契約すると、$7.99のプランの場合、月々100クレジットが溜まっていきます。このクレジットを使ってサンプルやプリセットをダウンロードすることができます。ダウンロードしたサンプルはSplice専用のアプリで管理することができます。

サンプルを探す場合は、アプリ上ではうまく検索することができない場合が多いので、Spliceのサイトで検索することをオススメします。Spliceのサイトでダウンロードしたものは、アプリと紐付けされているので、瞬時にアプリにもダウンロードしたサンプルが入ります。

      

Spliceサイト上での検索方法

   

アーティスト名キックスネアなど、キーワードを入力して検索します。

     

気に入ったサンプルがあれば、「お気に入り登録」、ダウンロードができます。

     

このSpliceサイト上でダウンロードしたものが、瞬時にSpliceアプリと紐付けされます。そしてこのアプリ上から使いたいサンプルを、DAWへ「ドラッグ&ドロップ」すれば、そのサンプルを自分の楽曲で使用することができます。

       

アプリ上から使用したいサンプルをDAWへドラッグ&ドロップ

   

     

       

サンプルを使って曲を作ろう

     

使用したSplice Soundsのサンプルは、Spinnin’ Sounds Trap/Future Bass Sample Packです。

       

      

このサンプルパックの中から以下のサンプルをダウンロードし、DAWに読み込み、切り貼りやBPM変更をして、並べて作っています。

     

使用したサンプル

     

完成音源

     

プロジェクト

     

良いサンプルを使用すれば、簡単にクオリティが高い楽曲を作れます。同じサンプルを使ってもアイディア次第で、全く違う楽曲になるので、自分だったらこう使う、などいろいろなアイディアで是非トライしてください!

    

    

     

RYOTA

プロデューサーのための便利なサイト

音楽制作を行う上で、情報収集は欠かせません。
楽曲の情報、サンプル素材、楽曲を公開する場所など必要な情報はその時によって異なります。
 
今回は音楽制作に関する便利なサイトを紹介していきます。
 

Splice.com
 


 

Spliceは音楽制作には欠かせないサンプル配信サイトです。
 
サンプルとは音の素材のことで、それらはオーディオファイルで構成されています。
 
例えばビートを作る際にドラムの音が必要になりますが、Spliceではそういったドラムサンプルからシンセの音、効果音など様々なものが手に入ります。
 

 
このサービスは有料で、一般的なプランは月額7.99ドルで100個のサンプルをダウンロードできるプランです。
 
高品質なサンプルがダウンロード毎月100個のペースでダウンロードできることを考えれば有料でも非常にオススメできるサービスです。
 

Tunebat.com
 


 

Tunebatは楽曲のキーやBPMの情報サイトです。
 
既存曲のBPMやキーを知ることで、自身の楽曲制作に役立てることが出来ます。
 
例えば今作ってるプロジェクトのBPMが128なら、そのBPMに近い曲をチェックしてみます。そうすると自分の作りたいジャンルに関わらず同じようなスピード感の楽曲のアイデアを参考にすることが出来ます。
 

 
それだけでなく、楽曲ファイルをアップするとキーやBPMを検出してくれるのでこちらもとても便利な機能です。
 

Unsplash.com
 


 

Unsplashは著作権フリーの画像サイトです。
画像サイトが音楽制作に直接関係はないですが、我々プロデューサーにとっては重要です。
 
自身の楽曲をアップする上で重要なのは楽曲のクオリティもさることながら、目をひくアートワークも重要です。
 
今は無料の画像編集アプリでも十分にクールなデザインを作成することができるので、このサイトからコンセプトに合った画像を保存し、それを活用してアートワークを作ってみましょう。
 
Soundcloudなどで中堅のプロデューサーのフリートラックを見てみると参考になると思います。
 

Remixpacks.ru
 

 
Remixpacks.ruは、リミックスのためのステムを配信しているサイトです。
 
リミックスはオリジナルの楽曲のメロディを活用したりして新たにアレンジした楽曲にする作業を指しますが、ステムを利用することでリミックスの作業はもっと捗ります。
 
ステムというのはオリジナル楽曲がドラムやシンセやベースやボーカルなどのパーツごとに別れているオーディオデータで、これらを活用すればオリジナルの要素をしっかりと取り入れながらリミックスを作ることが出来ます。
 
ステムを確認するだけでも楽曲の構成について学ぶことができるので非常にオススメです。
 

まとめ
 

音楽制作のスキルをパワーアップさせるためには、知識が重要だと度々思います。
 
例えば初めてビートを作る際、キックの音はシンセでどのように作るのだろうと右往左往していました。しかし調べていくとドラムの音はサンプルで構築することが一般的だと知り、そのサンプルのクオリティが高いサイトであるSpliceを知ってからは楽曲の構築がとても捗るようになりました。
 
今回の記事が皆さんの音楽制作の効率を上げる手助けになれば嬉しいです!
 
 
GINPEI

DJミキサーエフェクト”FILTER”プラグイン

    

みなさんこんにちは!

     

今回は、DJで使用するミキサーにあるエフェクト「SOUND COLOR FX “FILTER”」を、楽曲にも取り入れることができるプラグインとEQで同様の効果を得る方法を紹介します。

この「SOUND COLOR FX “FILTER”」は、DJ中によく使用されていて、名前は知らずともその音には馴染みがあるはずです。

このツマミ部分の”FILTER”のエフェクトです。

    

   

使用するプラグインは、Xfer RecordsDJMFilter(フリープラグイン)。名称はそのままですね。

      

Xfer Records 「DJMFilter」

    

とてもシンプルな作りで、DJミキサーの「Filter」のエフェクトだけのプラグインになっています。

真ん中の時計の針のようなところを操作すれば、簡単に「Filter」の効果を得られます。

左に振ると「ローパス(高音域をカットした音)」、右に振ると「ハイパス(低音域をカットした音)」になります。

では、さっそくエフェクト音を聴いてみましょう。

      

Original

         

Version 1

      

ローパスからハイパスのオートメーション

      

      

Version 2

      

ビルドアップ終わりに急激にローパスするオートメーション

   

例ではビルドアップにエフェクトをかけていますが、アイディア次第ではいろいろなところに応用できるエフェクトです。

   

   

     

次にEQを用いて、同様の効果を得られる方法をみていきましょう。

エフェクトのかかり具合はこのような音です。

     

EQ Version 1

     

ハイカットオートメーションでハイカット

   

    

EQ Version 2

       

ハイカットオートメーションで急激にハイカット

   

EQでハイカットやローカットをするだけのシンプルなものですが、ミキシングで使用していたEQでそのままできるという、新たに「DJMFilter」を挿さなくていいメリットがあります。

   

そしてEQでDJミキサーの「Filter」のような効果を得るには、設定のポイントがあります。

      

・カットのカーブを急激にする。

・カットする周波数ポイントを強調する。

    

    

の部分は、Logic Pro Xの場合、「6, 12, 18, 24, 36, 48」とありますが、数値が高いほどカーブが急になります。

      

「6」の場合

       

      

「48」の場合

    

     

の部分は、周波数ポイントを強調することにより、DJミキサー「Filter」の特徴的な”シュンシュン”とした効果を得られます。

         

デフォルトの「0.71」

         

周波数ポイントがなだらか

        

                    

「4.0」の場合

              

周波数ポイントが大きくなっている

   

    

周波数ポイントを強調して、帯域の移動をわかりやすくすることにより、DJミキサーの「Filter」と同じような効果を得ることができます。

    

ひとつ注意するべき点が、の部分の数値を上げると、画像を見ての通り、単純にその帯域がブーストされます。今回のようにビルドアップ全体やトラック全体に、このような設定でかけてしまうと、求めていない帯域の上がり方になってしまいます。このテクニックを使う場合、使いたいトラックを分けてそのトラックだけにこのEQを適応するなど、このEQでどのようなことが起こっているのか、確認しながら使用しましょう。

このテクニックは、使い方次第で楽曲に良い効果を与えてくれるので、いろいろなアイディアを試してみましょう!

       

         

       

RYOTA

スタジオの時間を最大限に活用する5つの方法

自宅待機期間が続き皆さんいかがお過ごしでしょうか?
 
僕は家で過ごす時間を続ける中で、「これは今まで通りの過ごし方だと1日を無駄にするな…。」と感じました。
 
今回の記事では、音楽制作をする上での自宅スタジオでの時間の過ごし方について紹介していこうと思います!
 
 

サウンドを準備する
 

 

スタジオをキッチンだとします。
料理ではまずはじめに何を作るかを具体的に決めておきますよね。
そしてその料理に必要な材料をキッチンに用意しておきます。
音楽制作も同じです。
まずはそのプロジェクトで必要なものを予め用意しておきましょう。
そのトラックで使う可能性があるシンセやサンプルの一部を置いておきます。
最初にこのように準備しておくことで、楽曲の方向性が時間とともにブレる心配も減りますし、いちいち作業の手を止めることもありません。
 
 

To-Doリストを準備
 

 

シンプルにやることリストです。
これも上の話と同じですが、予め何を行うかの指標が立っていることで作業は一気に効率が上がります。
この時重要なのは、「目標を決めるリスト」にしないことです。
目標ってとても重要なものですが、モチベーションに左右されやすいですよね。ちょっと気分が乗らない時に「1曲完成させる!」といったリストを見ても僕みたいな意志の弱い人は動く気になれないです…。笑
 
オススメは「超具体的な手順リスト」です。
例えば、「プロジェクト◯◯のビルドアップを完成」などですね。
 
 

暇つぶしの沼を排除
 

 

スマホって最高ですよね。いつでも誰にでも連絡取れるし、自分の投稿に誰がいいねしてくれたかチェックできるし、そのついでに色んなおもしろ投稿を見れます。
スマホを開いた瞬間、本来の開いた目的なんて関係ありません。全く予定になかったアクションが永遠と行われます。
この最初のきっかけから排除しなければいけません。
というわけで、「別の部屋に置いておく」「WiFiを切っておく」などできる限りのことをしてスタジオを神聖な場にするのもいいですね!
 
 

タイマー設定
 

 

キッチンタイマーをデスクに置いてタスクの遂行に制限時間を設けます。
昔の僕は、クリエイティブなインスピレーションに時間制限なんてかけたらクオリティが下がると思ってました。
実際は逆で、ある程度の制限を設けることの方が直感的な感性に目を向けることができて結果的に良いものに仕上げることができます。
「キッチンタイマー」ってところが重要ですね。スマホのアラームだとまた沼にはまってしまいます…。
 
 

作業プロセスを分けてみる
 

 

「まずはビートやメロディの構築、それらが終わったらミックスをする」といった感じで作業の工程を分けるのも良いですね。
今日は小難しいことはやらずにアイデア出しだけをやろうと決めておくと今までにない自由な作品が生まれて新しいマインドに目覚めることもあります!
 
僕の場合まずはエフェクタには何も入れないとルールを決めたりします。
音同士のバランス調整はボリュームフェーダーしか使わないと。
このメリットは、バランスを整えることをエフェクターに頼らなくなることです。
元のサウンドの時点で問題があれば別のサウンドを使用するというように作業をシフトできるので、結果的にそのあと行うミックスも綺麗に仕上げやすくなります。
 
 

まとめ
 

どれだけの時間を費やすかではなく、どのように過ごすかが重要です。
 
スタジオ以外での仕事の取り組み方や、家族と過ごしているなど環境は人それぞれです。
 
そんな中で音楽に取り組む機会があれば、それを最大限に活用したいですよね。
 
準備が整っていると、何時間にもわたって無限のパラメータを微調整する必要がなくなり、未完成の音楽が一気に進みます!
 
今回も相変わらず、自分に言い聞かせる記事でした。
 
 
GINPEI

スネアのピッチとキーの一致

      

みんさんこんにちは。

      

スネアを選ぶときの判断基準は、どのようなものですか?

中低音がある重いスネア、中低音があまりなく高音が強い軽めのスネア、迫力があるスネアなどいろいろあると思います。

選んだスネアを楽曲に取り入れてみたけど、何かうまくハマらないというとき、楽曲との相性の選択自体のミスの可能性ももちろんありますが、選んだスネアの「ピッチ(音程)と楽曲のキーの不一致」という大きな問題の可能性があります。

必ずしもスネアのピッチを気にしないといけないわけではないのですが、ピッチがありそうなスネアは、この点に気をつける必要があります。

スネアのピッチと楽曲のキーが合っていないと、スネアが浮いて聞こえたり、楽曲に馴染まなかったりします。これは、EQなどのミキシングの処理以前に改善すべき点です。

例えばこのようなスネアです。

      

      

このようなFuture Bassによく使われそうなスネアは、ピッチがしっかりしていて、特に気を付ける必要があります。

ピッチがあるのかわからない場合は、気に入ったスネアをDAWへ取り込み「Tuner」でピッチを確認しましょう。

今回のこのスネアは「C#」でした。      

特にNGなスネアのピッチと楽曲のキーの組み合わせは、「半音違い」です。

その次に、「楽曲のキーのスケールに属さない音」です。

例えば、楽曲のキーが”Cメジャー”の場合、スネアのピッチが“B”“C#”だと半音違いなので相性が悪いです。

Cメジャーのスケール音は「C, D, E, F, G, A, (B)」なので、これらの音以外は、相性が良くありません。 

また、サンプル名にそのスネアのピッチが書いてあることがあります。たまに間違っていることがあるので、DAWへ取り込んだらピッチの確認をしっかり行いましょう。

          

       

     

スネアのピッチを変更しよう

    

各DAWに「Transpose」という項目があります。ここでオーディオのピッチを変えることができます。

     

Logic Pro Xの場合

1 ) 操作したいリージョンをを選択

2 ) 左のインスペクタの「Transpose」に変更したい分だけの数字を入力

     

     

「C#」を「G」にしたい場合、「+6」or「-6」

「C#」を「C」にしたい場合、「-1」or「+11」

※「+11」の場合、変更し過ぎなので、「-1」が有力。大きすぎる変更は極力避けましょう。時には、大きな音の変化が良い効果を与えることもあります。

      

と入力します。これだけで、そのオーディオのピッチを変更することができます。便利ですね。

         

「C#」を「+6」し、「G」に変更。

           

     

「C#」を「-1」し、「C」に変更。

       

       

DAWの機能以外に、サードパーティ製のプラグイン、WAVES「SoundShifter Pitch」やSoundtoys「Little AlterBoy」でも同様の効果を得られます。

     

WAVES「SoundShifter Pitch」

     

Soundtoys「Little AlterBoy」

      

     

今回はスネアを例として取り上げましたが、キックやパーカッションなど他の打楽器にもピッチがあります。細かな処理へも気を配り、また一段階レベルを上げましょう!

   

   

     

RYOTA

ボーカルチョップの作り方【超簡単バージョン】

こんにちは、銀平です。
今日はめちゃくちゃ簡単なVocal Chopの作り方についての解説をしていきます。
 
実はボーカルチョップについては過去に以下の記事が出ています。
天才プロデューサーのリョータさんが2記事に渡って詳細に上げておりますのでぜひご覧ください。
 
Vocal Chops – 1
 
Vocal Chops – 2
 

早速結論なのですが、今回の記事はこの動画の説明書のように捉えて頂ければと思います。
 

 
この動画でできるだけ分かりやすく説明しているつもりではありますが、この記事で文字や画像におこしておきますので、ぜひご参考いただければと思います!
 

1. ボーカルサンプルを用意
 

まずはお好きなボーカルサンプルを用意します。この時、サンプルを選ぶコツとしては、あまりしっとりしていないものを選ぶというところです。
 
ダメな例

 
良い例

 
それぞれ聞いて頂くとイメージしやすいかと思いますが、良い例のサンプルはボーカルの発音がはっきりしており、ボーカルチョップの素材として使い勝手が良いです。
 
発音がはっきりしていないサンプルでも使うことはできますが、後のメロディ作りで苦戦してしまいます。
 
この点に関してはこの先の手順を追うことで納得感が得やすいかと思います!
 
また、サンプルを選ぶ際はキーをチェックするのを忘れないでください。
例えば進めているプロジェクトがFmであれば、Fmのボーカルを使うことで音質の劣化は最小限になります。

2.「新規サンプラートラックに変換」を行う
 

 
写真のようにリージョンを右クリック(2本指クリック)すると出てくるメニューから、「新規サンプラートラックに変換」を選択します。
 

 
次に出てくるこちらの画面では、「ゾーンの作成元」を「トランジェントマーカー」にチェックを入れてOKを選択です。
 

 
そうするとこのようにボーカルの発音のポイントごとに分割されて各鍵盤に登録されます。
 
このそれぞれの発音がはっきりしている方が、ボーカルチョップのメロディが成立しやすいです。
なのでしっとりしたボーカルサンプルだとちょっと違和感が出る結果になりやすいわけですね!
 

3. メロディを作る
 

いよいよメロディ作りです。こちらも詳しく解説します!と、言いたいところなのですが、、、
 
ここは動画を見ていただくとわかるように鍵盤を適当に押しまくりながら直感的に考えていくのが一番スムーズかと思います。
 
ですが注意点が一つあります。
サンプラートラックに変換したことで生成される各鍵盤の発音には、声ではなく息継ぎの音が収録されていることがあります。
 
その部分を使用するとメロディとしては成立しにくいため、鍵盤を押した瞬間の音がはっきりとしているパートを選んでいくとうまくいきます。
 

まとめ
 

ボーカルチョップはシンセのメロディ作りに飽きた時にとても新鮮な気持ちで取り組めるアクションの一つです。
そして今回の方法はサプライズ的に新しいアイデアが浮かぶことが多い方法でもあるので、ぜひ試してみてください!
 
 
GINPEI

自分で作るオリジナルスナップ

    

みなさんこんにちは!

      

今回は、スナップ(指ぱっちん)を自分で鳴らしたものを携帯で録音して、楽曲に取り入れてみようと思います。

サンプルから選ぶのもいいですが、オリジナルで作ってみましょう。

      

録音したスナップを取り入れた完成音源

       

ダンスミュージックでは、ブレイク(抜け)に使えそうです。

録音したスナップの元の音を聴いてみましょう。

     

iPhoneのボイスメモ機能を使用。リズムは取らず、ランダムに複数回鳴らしています。

       

これをDAWに取り込み、音作りをしていきます。

録音したデータは、携帯からPCにメールで送ったりしてDAWに取り込みます。MacとiPhoneの場合、Airdropですぐに共有できるので便利です。

    

防音された空間でなく、iPhoneで録音していないので、ノイズがあります。それをEQでカットしましょう。

            

EQ処理後

         

500hzまでローカット

    

味気ないのでOverdriveで歪ませます。これがスナップの音作り工程なので、お好みで、もっと歪ませてもいいかもしれませんし、違うプラグインを使用してもおもしろそうですね。

    

Overdrive処理後

    

Overdrive設定

   

そして、一番大事と言ってもいいリバーブをかけます。

     

リバーブ処理後

      

リバーブ設定

      

ここで注意点があります。

iPhoneのボイスメモを使った録音は、モノラルでの録音となります。

DAWに取り込んでみるとわかりますが、「◯」の表示になっていて、これはモノラルを意味します。ステレオの場合、「◯」がふたつ重なった表示になっています。

      

モノラルのオーディオファイル

       

モノラルのオーディオファイル

      

これは、今回の場合だけではなく、オーディオをDAWに取り込んだ際に、目で見ても判断できるようになっておくと良いですね。

つまり、このスナップは、モノラルのオーディオファイルなので、これまでモノラルの処理をしてきたわけですね。リバーブもこのままでは、モノラルになってしまいます(モノラルでいいことも有)。しかし、リバーブでは左右の広がりを作りたいので、モノラルのままでは、その広がりが作れません。なので、リバーブを選択する際に、モノラルからステレオに切り替える必要があります。

       

EQ, Overdriveまではモノラル処理。リバーブはステレオにしたい。

     

リバーブを選ぶ際に、ステレオへの変更ができるので、「Mono→Stereo」を選択します。

        

    

これで、リバーブからはステレオになりました。

広がりがイマイチ出ないな、というときはもしかしたら、モノラルでの処理になっているのかもしれません。

リバーブがモノラルとステレオの違いを比較してみましょう。

      

リバーブがモノラルの場合

      

リバーブがステレオの場合

     

やはりステレオの方が、左右への広がりがあります。モノラルは、”奥行き”ができるイメージですね。これも場合によっては、使える空間処理です。

今回は、ステレオで処理しています。

    

ここまでの処理で、音作りができたので、使いたいスナップを選びます。

選んで並べるとこのようになります。

       

Kick + Snap

      

これで、いいかんじなのですが、このスナップひとつだけだと、少しさみしいので、複数あったスナップの別のものを選び、レイヤー(重ねる)します。

中音域を担当するイメージで、かなり歪ませて、スナップではなくスネアのような音作りにしています。

     

歪ませたスナップ

      

Overdrive設定

     

Kick + Snap + 歪ませたSnap

       

いいスナップになりました。

ここに、シェイカー的に、手を擦った音を、スナップと同じ手順で録音・音作りし加えています。

      

Kick + Snap + 歪ませたSnap + Shaker

     

手を擦ったとは思えないシェイカーぶりです。

ここにハイハットをサンプルから加えてドラムが完成です。ハイハットも作る場合、金属などを叩いて録音すると良いハイハットができそうですね。

     

Full Drums

   

ここまでできてしまえば、この上にシンセやボーカルなどを乗せるだけです。

     

完成音源

  

     

今回は、しっかりしたレコーディング環境ではない、iPhoneのボイスメモという条件で作っているのですが、それがかっこいいものだったらどんどん取り入れていいと思います。おもしろそうだから楽しそうだから、チャレンジしてみることはとても大切ですね。

   

   

      

RYOTA

自宅待機時に出来る4つのこと【DTM】

こんにちは。
 
しばらくの間は自宅で過ごす予定の方が多いかと思います。
そこで今日の記事では、DTMをされている方が少し自宅で過ごす時間が増えた今、どんなことを試してみると良いかについて書いていきたいと思います。
 

曲のマルチトラックを取得
 


 

マルチトラックとは、楽曲をパーツ毎に分解したオーディオファイルのことです。
 

例えば、ドラム、リード、シンセ、ベース、FXなどと分かれており、それぞれを確認することが出来ます。
 

こういったマルチトラックをDAWに読み込むことで楽曲の構成を学ぶことが出来ます。
 

正直これは、ダンスミュージックの楽曲の構成について学ぶことにおいては、テキストで学ぶことの何倍も理解しやすい方法です。
 

マルチトラックを手に入れるには、ググるのが一番です。
 

「曲のタイトル Multitrack」などですかね。
 

この時の注意点は、上記の様に英語で検索することです。すると、ダンスミュージックについては圧倒的に情報量が豊富です。
 

英語のサイトばかり出てきて最初は抵抗感があるかと思いますが(昔の僕は英語のサイトを見るだけで危ないサイトというイメージを持っていました。笑)、徐々に慣れていき情報収集が上手くなります。
 

少し話が逸れましたが、このように自分の好きな曲のマルチトラックがあるか調べていきましょう。
 

本当に有名曲も多く存在し、AviciiWithout Youもその一つです!
 

 

新しいテクニックを学ぶ
 


 

普段は当然、曲を作ることに焦点を当てて作業しているかと思います。
 

ですが、たまには気分転換に、特定のテクニックについて学ぶ時間を確保するのもとても良いことです。
 

EQについての勉強。コンプレッサーについて。リバーブの各パラメータについて。トラック作成に夢中な時はそれらの細かい設定をいい加減に行いがちですからね。いつか作れるようになりたいと思っているあの楽曲を、いつも以上に真剣に聞いてみるというのも素晴らしい勉強です。
 

楽曲制作を始めて1年ほどは、形にすることに集中しますしもちろんそれも素晴らしいことですが、あえて形にしなければというプレッシャーを排除し、細かいスキルの習得に集中してみるのもいいですね。
 
そうすることで、結局は新しい楽曲のアイデアを思いついたり、優れた楽曲からヒントを得るきっかけにもなったりします!
 

私たちのレッスンや、今後展開予定のビデオチュートリアルで勉強していくのもオススメです!
 
 

新しいサンプルを入手する
 


 
新ルールを設けて楽曲制作に臨むと、思いの外新鮮な気持ちによって今までにないようなアイデアがポンポン浮かんだりします。
 

例えば普段からHouseを作っているのなら、今日はRockのサンプルばかりを聞いてそれらでビートを作ってみるなんてどうでしょう?
 

聞いたことのないジャンルのサンプルをチェックするのもインスピレーションを得るきっかけになります。
 

例えばドラムサンプルの場合、同じものを何度も使用する癖がついてしまうことがあると思いますが、これは作業をかなり退屈にさせる可能性があります。
 
 

PCからジャンクを削除
 


 
楽曲制作を始めてから、パソコンに触れる機会が増えたという方は少なくないと思います。
 

そうした方に多く見受けられるのは、デスクトップが散らかっている状況です。新しいアイデアのプロジェクトデータや、サンプルファイル、参考曲の楽曲データなどが散乱し、本人もどこに何をしまっているかわからない状態。これでは作業もなかなか捗りませんよね。
 

まずは知らないうちに増えている無駄なデータを消していきましょう。
 

画面左上のリンゴマークから「このMacについて」「ストレージ」で大体の消費データを把握できますが、詳細な保管場所が確認しにくいです。
 

僕のオススメはDiskWaveというフリーソフトです。このアプリはMac内のすべてのデータを確認することができ、フォルダを容量の大きい順に表示したり、そのフォルダへFinderから直接飛ばしてくれる機能もあるのでとても便利です。(このフォルダはそもそもどこにあるんだよが解決できます!)
 
ダウンロードはこちらから。
 

不要なファイルはこの機会にスッキリきれいに捨ててしまい、ついでにコンピュータ内のデータを自分が把握しやすいように整理整頓しましょう。
 

この作業が、結果的に楽曲制作の作業を圧倒的に効率化させることに繋がりますよ!
 

これは同時に、あなたのスタジオの整理にも当てはまります。
 

ケーブル類をまとめ、機材、スピーカー、キーボード、マウスやトラックパッドなのも今一度きれいに清掃してみましょう。
 

また、今の作業環境があなたの身体に悪影響を与えていないかの確認も忘れずに行ってください。
 

画面に顔を近づけすぎて姿勢が悪くなっている方は、モニターディスプレイの購入をお勧めします。正しい姿勢で座っている際に目線の正面に画面がある状態は、正しい姿勢で作業をするために重要です。
 
ディスプレイの購入がすぐには難しい方は、ノートPCのスタンドもお勧めです!
 

まとめ
 

日常の生活リズムが変わり、どのように時間を過ごせば良いか戸惑ってしまう時期かと思います。
 
こういった状況ですが、普段当たり前のように行っている作業について振り返る良いタイミングでもあると思います。
 
みなさまのご参考になれば幸いです!
 
 
GINPEI